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#26 町田ゼルビアvsヴァンフォーレ甲府

久しぶりの更新となってしまいました。
福岡戦までは書く気でいて実際2000字ほど書いていたのですが、朝起きたら500文字にまで減っていて書く気が失せてしまいました泣。

大学生の私もようやく夏休みに入り、サッカーのお勉強ができる時間が取れるように。夏休み中にはアウェイにも行く予定なので楽しみです。ちなみに栃木SC戦、大宮戦、京都戦は行く予定です。

京都戦は京都で一人暮らしをしている高校の同級生宅に観光を兼ねて町田から一緒に行く友達と+2で参戦予定なので楽しみです。


更新していない間のトピックスは主に2つ

神戸から東京五輪世代のCBの小林の加入と待望の平戸の復帰。TanaLifeさん(@TanaLife)発の「平戸に祈る」というフレーズをまたゼルビアの選手の平戸に対して連呼できることは幸せです。

ということで試合の内容に入りたいと思います。

スタメン

ゼルビアは平戸がさっそくスタメン。山内も久しぶりのスタメン。ある程度枚数に余裕のある前線はターンオーバー感のあるメンバー。一方でケガ人続出のDF陣はほぼ変わらず。ここで絡めない藤井頑張れ。コバくんは適応に時間はかかるはずなのでメンバー外なのは当然かと。

甲府はウタカ、ドゥドゥの反則コンビがスタメン。夏のマーケットで外国人ガチャを実施。 限定ユニかっこいいです。

攻撃

やはり今回は平戸中心に書きたいと思います。

まずはセットプレー。コーナーキックを多くとれた前半は前線の選手の身長が低かったので、決定機、決定機に繋がるシーンはなかったですが、さすがの球質でした。後半にユーキさん、ケイマンが入ってからのセットプレーが少なかったのでもっとCKを取りに行くようなプレーがあってもよかったかと思います。一本目のコーナーをわざわざショートコーナーにして利き足ではない左でクロスをあげさせたのは何だったんでしょうか。謎です。

流れの中でのプレーについて。平戸は他のSHとは違い、少し内側に位置取りをしていたのでSBの海舟の走るコースが確保されていて、オーバーラップのタイミングがよかったと思います。ですが、オーバーラップした際の空いたスペースのカバーなどのリスクケアをしっかりしていないと二失点目のようになってしまうと思います。

51分の平戸→山内のシーンのようにアーリークロスを狙うのはありかと思います。このシーンで山内はトラップしてからシュートをイメージしていたのでしょうが、あそこはダイレクトで狙えば得点もありえたかと。こういうプレーはユーキさんやケイマンは得意かと思うので、金沢戦はこの2人の先発に期待したいと思います。ですが対峙している相手との距離がある程度あって、プレッシャーがほぼ無い状況でなければクロスの精度は落ち、得点にも繋がらないのでチームとして平戸にスペースを与えるための仕組み作りをしなければならないので、今から戦術を新たに落とし込むには時間がかかるし、難しいかなと思います。

なので、無理に繋いで奪われてカウンターを受けるよりは、単純にコーナーを取ることを狙いセットプレーで得点するサッカーに戻ってみるのも良いかと思います。

守備

4月21日の大宮戦以降失点が止まらないゼルビア。得点力不足だけが嘆かれがちですが、個人的にはゼルビアは守備してなんぼのチームだと思っているので、何とか無失点試合を見たいものです。

甲府の狙いとしては、サイドでマークの基準点を定めさせないことにあったかと思います。WBが積極的に攻撃参加をして、下坂・海舟の両SBはシャドーとWBのどっちを見たらいいのかという状況を90分を通じてつくり出していました。ゼルビアは時にSHが低い位置まで戻ってきたり、奥山が近くに寄せに行ったり、CBがサイドに引っ張られたりと、効果的な解決策を見つけ出せませんでした。また甲府はシャドーの2人が同サイドに寄り、ウタカをファーに位置させマークをずらしたりとさまざまな手段で基準点を定めさせてくれなかった甲府。いやらしいです。

WBが高い位置を取る一方で、CHの小椋・佐藤は低めの位置取りでセカンドボール絶対拾うマンに徹していました。時折佐藤が最終ラインに落ちてサイドに開いたシャドーの曽根田へのタッチダウンパスもゼルビアのハイプレスを無効化する意味では効果的であったと思います。

ゼルビアは同サイドに寄ることで中央にボールを入れさせず、片サイドで甲府の攻撃を完結させようという狙いが見られました。前半はそれが上手くいっていましたが、後半は疲労で戻りきれなかったり寄せきれなかったりで、ピンチの数は増えていき、自分たちのミスからカウンターは増え、ゾーンで守るようになったコーナーキックからの失点。そして逆カウンターを食らい失点。二失点目以降のDF陣の足取りはどこか重く感じられ、お互いに声掛けもなくなり、相手のコーナーキック時には福井の声以外は聞こえませんでした。フレッシュな前線の選手は得点を狙いにいきますが、SBのオーバーラップは徐々に減り、ラインの押し上げも遅くなり、攻撃もシュートまで結びつかないもどかしい状況。負のスパイラルに陥りとどめの三失点目。気づいたらファイティングポーズは取れなくなっていました。

さいごに

サポーターを黙らせる補強を行ったフロントをまずは評価したいです。若手がどんどんJ1や海外に引き抜かれるマーケットの流れに逆行し、きっと他クラブからのオファーもあったであろう平戸を完全移籍で取戻してきてくれたフロントやサイバーさんには感謝です。

ケガ人の多さが気になった夏の連戦。特に井上の離脱はとても痛いと実感しました。奥山をCHで使わざるを得ない状況。辛いです。そして平戸が帰って来てもその恩恵を受けるはずのドリアンもケガ。ビハインドのなかパワープレー要因がいないのは厳しいです。去年どれだけドリアンで勝ち点を拾ってきたことか。2人の早期復帰を平戸に祈ります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

[結果]
町田 0-3 甲府




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