たまたま出会ったツイートから考えたことvol.2
先日バズっていたツイートを読んで、思うところがあった。更新が滞り、けっこう前の話になってしまったので、取り急ぎ記事にします。
なんかこの人が言ってることと逆で、大学時代、僕はごく自然な発想でいるのに「普通」を軽視してると取られて、そこから孤独感を強めたなぁ。それが直接的に体調を崩した要因ではないけど、芸術系の大学にも思想に対して同調圧力のようなものが存在しているのがつらかった。こういう考えこそ、誰かを壊している感。
たとえば、僕が公演を打つと決めた同時期に、べつの集団が「普通におもしろいことを目指す」といったコンセプトを掲げて企画を立ち上げていて、「俺へのカウンターか?」と思った(ぼんやりと思ったのではなく、そう思い至る理由もあった)。
当人たちにそのつもりはなかったのかもしれない。でも、やっぱり気分はよくなかったし、無意識の対抗心はあったんじゃないかと思っている。「普通におもしろいことを目指す」みたいなのが一番難しいのに……と考えたりもした。
まあ、昔は僕もまわりも尖っていたから、それくらいは仕方ない。その集団に属していた人たちとは現在も仲良くしているので、後腐れとかもないです。ただ、ふと思い出してしまっただけ。
こうして書くと被害者意識ばかりあるみたいだけれど、僕の中に問題があったのも自覚してます。だからプロトテアトルに誘ってもらって入ることを即決した。きっと足りていない何かを他のみんなから学べると思ったから。そしてそれは間違いではなかったと、たったこの半年で痛感している。
この「普通」ってものについては語ると長くなるので、また文章にまとめたいなー。
なんにせよ、『いたって「普通」のことを軽視して壊れていくのはつまらない』との一文は非常に暴力的だと思った。その暴力性に思い至らない、リツイートにも同意の意見が多かったのがこわい。
いまの学生には、自分の思うように、そして何者にも怯えることなく、のびのびと生きてほしいです。
なんでもいい。
未来の自分のために、生きてほしいです。
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