見出し画像

オーディションします! #プロトフェス4


はじめに

この度、2024年1月13日(土)〜14日(日)上演のプロトテアトル『フェスティバル#4 in MagaYura』にて、キャスト・演出助手のオーディションを行う運びとなりました。

以下、詳細です。

概要(画像あり)

現状、キャストはペレイラ作品、僕のほうは演出助手を一人くらいお願いしたいなぁといった感じです。

なにか質問等ございましたら、お気軽にどうぞ!

告知コメント(ペレイラ)

今回のフェスティバルは2チームに分かれての創作となります。
僕が脚本・演出を担当するチームは、劇団員は参加せず、完全募集ベースでクリエイションすることになりました。
劇団主催の公演でこのような形を取ったことはありませんが、この機会を楽しみつつ、新しい作品を共同で創作してくれる方に出会えたら嬉しいです。
会話を楽しみながら、遊ぶように創作しましょう!

参加人数によって変動しますが、今のところ新作のテーマは「反響定位」。
自分から発した何かが他者の形を捉えていく瞬間、その0が1を、1が1を現す尊さを軸に創作します。
その発する「何か」ってのがきっと重要なんだと、今のところ僕は考えています。
よろしくお願いします!

                           F.O.ペレイラ宏一朗

告知コメント(伊藤)

僕はいつも戯曲を書くときに、抽象するということを考えます。いかに抽象度の高いイメージの連なりで物語を展開させていくか。そうした試みをしています。
世の中には、もっと具体性があったほうが好まれるのかもしれません。そこに関しては、一種の挑戦と言えるでしょう。

詩人であり思想家の吉本隆明をご存知の方は多いと思います。僕は彼の考えをちっとも理解できていないと思いますが、受けた影響は確かにあって……それはやはり「抽象」なのです。吉本自身はマルクスの影響を受けており、こういった歴史の流れも本を書くうえで意識している点です。

宇宙から地球、家族に兄弟、さらには引きこもりが出てくる今作はそんな吉本へ捧げるオマージュの要素もあるものの、熱心なファンが読んだら怒るに違いありません。そのくらいのいい加減さでもって、風の吹くようにものづくりをしていきたい所存です。
同時上演となるペレイラくんの胸を借りるつもりでがんばるので、興味のある方はご連絡ください。

                              伊藤芳樹

おわりに

影響を受けた作家として別役実さんあたりの名前を挙げることも考えましたが、演劇以外の世界にも目を向けて創作していると伝えるべくこうなりました。

僕としてもこのような形の公演は初めてで、どきどきすると共にとてもわくわくしています。
ペレイラくんのコメントにもあるように、楽しみながらつくっていきたいですね。

それでは、よろしくお願いいたします!

(了)

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

演劇には、とにかくお金がいります。いただいたサポートは私の今後の活動費として大切に使わせていただきますので、なにとぞよろしくお願いいたします。