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転職活動:心配性の私と最終面接

こんにちは。りんごあめです。
3月末で新卒から10年勤めた会社を退職し、新しい会社を探しているところです。

3月は、「失業保険もらいながら少しゆっくりしよ〜」なんて思っていましたが、家にいると転職サイトばかり見てしまうんですよね!!!

当たり前のことを言います。

支払う税金は高いし、
お金は入ってこないし、
友達はご飯行かない?って連絡くれるから、

このままだと、やばいかも!!(不安)

いつか辞める時用に少しばかり貯金してたんですが(なにそれ)、朝起きてもお昼ご飯食べていても眠りにつく前もどんよりした、ドロドロした、働いてない自分を認めたくない気持ちが心を占領していくようになりました。
みんな働いてるのに、何やってるんだろうって。

でも、いざ応募しようとすると怖くて応募ボタンが押せません。
次の職場では長く働きたい。
本当にここを受けて大丈夫?
企業名をぐぐると、だいたい悪い口コミが書いてあるし、ここもやめておこう、ここも。
そうなっていって、え?受けたい会社を探すのってこんなに大変なの?と驚愕。

その中で唯一候補に残ったとある企業に震える手で応募ボタンを押下。
「あ、応募完了…」
これでまた未来が不安になるんですよ。
応募しなくても不安。
応募しても不安。

【ふあん】
何かが気がかりで、落ち着かない(安らぎが得られない)心の状態。

ほんとそれです。この状態。現在進行系。

次の日電話が来て、転職サイトに入力した職務経歴が通ったので、一次面接をGW明けに受けることになりました。

履歴書、職務経歴書を用意して。
写真も貼付して。
スーツ一式をユニクロで購入。
パンプスもボロボロだったから新しく購入。
あ、ブラウスも買わないとか。
パンツスーツにしたからベルトも。
転職活動お金がかかる。
履歴書と職務経歴書はうんうん唸りながら何日もかけて完成させました。

「転職 面接 質問」で検索。
聞かれそうな質問の答えを考える。
私にとってこれがほんっとに難しかった。
なぜか?

退職理由はポジティブに変換
ネガティブなことは言わない
最後は自己PRに繋げる
え?全部の質問の最後を自己PRに繋げるのって、聞いてる方からしたらうざくない?
そこまで聞いてないよ!ってならない?
あー!もう分からーん!!

気付けば夕方。答えは迷走。
検索履歴は転職スペースなんちゃらでうまる。
それを何日か繰り返しました。

転職サイトには面接だけって書いてありましたが、ハロワに行くタイミングがあり、受ける企業について聞いてみました。
すると、なんと筆記試験があると!
簡単な計算問題。簡単な漢字。簡単な暗記問題。
OMG!!!
漢字と暗記はなんとかなるとして。
学生の頃から絶望的なのは算数。
仕方ない。勉強しよう。
やらないよりマシだ。
妹にも勉強に付き合ってもらいました。

そして一次面接当日。
10年振りの面接。
これまでいた会社とは雰囲気が違う。
何を聞かれるんだろう。
深呼吸して、担当者を訪ねました。
「まずは筆記試験からです。」と言われ、
算数、漢字、暗記問題。
案の定撃沈。白目。
そのあとタイピングテストもありました。
聞いてない!って思いながらも
必死にタイピングする。
ここまででもうヘトヘトですが、続いて面接。

もうなるようになれ!と覚悟を決める。
ネットに出ていたような質問と、予想もしなかった質問をされました。
面接官は2人いて、その内の1人の質問に答えたときに小馬鹿にしたような話し方をされて、ん?こういう人なのか?よくいる無意識に上から系おじさんなのか?と違和感を感じました。
ちなみにその会社の専務でした。
部屋に案内してくれた方は私が応募した部署の方で、雰囲気も良かったし、仕事内容や働く環境も良さそうだったので、心の中で「……専務…」となりました。
私の能力じゃ足手まといって思われそうだなって会話しながら思う。
30分程の面接を終え、上手く答えられない質問もあったし、筆記試験はだめだめでしたし、「あぁ、落ちたな」と正直ほっとてる自分がいました。

だけれども!!!

その次の日、ハロワの履歴書セミナーを受けているときに連絡がきて、一週間後二次面接に来てくださいと。
わぁ〜〜〜。ビックリです。まじか。
わかりました。行かせていただきます。

はい、また検索検索。
「転職 二次面接 質問」
2日間ぐらい考えました。

当日、会社に伺うともう一人面接を受けてる方が奥の部屋に見えました。
多分、一次面接で一緒だった、私より10も歳が若いさわやかな女の子でした。社会人経験は少ないけど、聞くところ前職もエリートな職場。
何で知ってるか?前回緊張しすぎて話しかけたんです。

採用担当の方が言いました。

「今日は面接のあと社内を案内し、働いていただく課の皆に会ってもらいます。何か質問はありますか?」

「…今日って、最終面接ですか?」

「そうですよ(にっこり)」

あんなに失敗したのに最終?!
またまた驚き。
そして、面接官のいる部屋に案内されました。
誰が面接官なんだろうと思い中を覗くと

 専 務

前回の面接で苦手意識が芽生えてましたから。
まぁでも仕事では関わることそんなにないのかな?なんて思いながら。
初っ端筆記試験のフィードバックをされました。
私はできる方ではない、中の下だそうです。
なぜ二次面接に呼んだ。
そして、なぜ筆記試験を行うのか、なぜこういう問題を出すのか細かく説明してくれました。
私成績悪いのに?大丈夫か?(ほんとにね)
準備した質問なんてされず、もう確認作業のようでした。「家から遠いけど通勤はどうする?」「持病はない?」などなど。
ものすごい喋る。
途中で私の言葉無視されてましたもん。笑
ちなみに80人くらい受けて、今まで落としてきたそうです。
ここでまたもやっとポイントが。
私細かいですかね?心が狭いのかな。
ひとつ心配なことがあると言われました。私の前職に関する知識は何もないんだけどねって前置きがあって、そのあと勝手にイメージした思い込みで質問してきたんです。
ちなみに負のイメージです。
ガチガチにネガティブイメージで、しかもそれは私の前職を体験したことのない専務にも、この会社で働いたことのない私にも、わかりっこない質問でした。
え?これって普通?これからも言われるのかな?
責められたとかではないけど、私の頑張ってきた10年を嘲笑われた気がして、ミジンコレベルのプライドが軋みました。悲しい。
そのあとに、一番困るのは会社に入ってからこんなはずじゃなかったと言われることだから〜と3回くらい言われて。プレッシャーだなぁって感じていました。

面接が終わったあと、会社を案内され、最後に受かれば働く予定の部署に案内してくれました。
女の人が何名かいらっしゃって、笑顔で迎えてくれて、あぁ雰囲気が良いんだろうなと思いました。
何かみんなに質問ある?と専務に言われて、部署内の雰囲気を知りたかったので「みなさん日頃どのようなコミュニケーションをとりながら仕事をされてますか?」と聞きました。
すると、横から「日本語だよなぁ」という専務の声が。

あーーー。いるいるいる。こういう人。
いるけど、今じゃなくないか?って思いながら愛想笑いするしかない私。
最後にわかったのは、専務はその部署の上司で、同じ部屋で仕事をしていること。なるほど。

そんな感じで最終面接を終えました。
未経験の職種で応募したので、受かれば経験が積めるなって思っていたけど、私はずっとその専務と空気が噛み合わない気がしていて。
一次面接のときからネックでした。
すると今度は通勤方法だったり、給料だったり、休日だったり、待遇がものすごく気になるようになって。
まだ受かってもないのにどうしよう、どうしようって家で愚痴愚痴愚痴愚痴。

私ものすごい心配性なんです。
まだわからない未来のこととか、今じゃどうにもならないこととか、とにかく不安で心配。
聞いてる方もうっとおしかっただろうな。
ネットを調べると面接の直感は当たりますとか書いてあるし、えぇ、じゃあ受かったらまずいのかな?とか。でも他にどこ受ければいいんだろう?とか。全部が心配になる。
妹には「お姉ちゃん心配性すぎて嫌だ!今考えても仕方ないじゃん!」と言われる始末。
そうなんだけどね。
どうしたらいいんだろう。
もっと前向きに考えたいのに。

整理すると、仕事内容や環境はとてもいい。だけど、直属の上司と反りが合わない気がする。仕事部屋も同じだったのは心配。受かったらありがたく働かせてもらいたいけど、不安要素は残る。

一旦ここまでの思考で止めて待つこと一週間。

昨日、見事お祈り郵便が来ました。

最終面接の途中から自信なくなっていったもんね。消極的な発言しかできなかったもん。
不安要素があったはずなのに、やっぱり残念な気持ちが残ってしまって、あぁもう私ってめんどくさい。

『次は長く勤めたいから、失敗したくない。』

この気持ちが膨れ上がってネットで不安要素を調べまくる。そしてまた不安になる。
自分で不安要素を探してる。
どうしたら直るのかな?
そして、次はどの会社を受けたらいいんだろう。
どの会社も結局は入ってみないとわからないし、完璧はないって思うのに。
くるしい。

一瞬で1日が過ぎていくのだが。
こんな気持ちの経験がある人いるのかなー。







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