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自己啓発や教育セミナーについて思う

結局は自分自身。誰も私を救ってはくれない。道筋はほんのりと示してくれる。だけどそれを自分で切り開いていくのは自分自身以外の誰でもない。この講座さえ受ければ何とかなりそうな、そんな雰囲気をすべてが醸し出している。

確かに、自分が知らなかったいろんな有益情報は得られる可能性は高い。そこで実績を出す人も少なからずいるかもしれない。

だけど、それと引き換えに、差し出すものも決して少なくはない。
また、差し出した結果、それに見合うだけのリターンが得られるかどうかの保証は全くない。差し出した限り、自分の責任として、できる限りのことを、自分が信頼して差し出したなら、捨て身で実行するだけである。きっと、これはどんな講座についても言える。

いろんな導入ライン登録や、無料セミナー、有料セミナーに参加してみて、なんか自分自身で気づくことが多かった2022年だった。

結局は自分自身。世の中決して甘くはない。

結果を出す人は、その講座を購入したから結果出したんじゃない。そこで知った情報を自分に徹底的にしみこませて実践したからこそ結果を出した。

あるSNSでとっても有名になって登録者数も何十万人以上の人とZOOMで話した。人それぞれいろんな感じ方があると思うが、私としては、その人の印象はなんとなくいやだなと思った。

そして何年か過ぎ、その人自身がいろんな人に結果を出していると聞き、その時の自分の決断は間違っていたのかな、と少し後悔した。

ところが、それから何日か経過して、たまたまその人に関する印象の良くない情報をインターネットで見つけた。また、ほかの私が見かけたことのある人に関しても、トラブルになっているような記事がいくつも見受けられた。

あの時の自分の直感は私には合っていた、ととてもすっきりした。

大切な時間、大切なお金、大切な自分のメンタル。

自分の直感を信じていいんだって思えた11月下旬のことだった。

ついつい、損得、有益無益、目先の結果出る出ないで、その時の判断をしてしまいがちな、あさましい私には、とても大きな転換点だと思う。決断をせかされる傾向の多い、これらの類の導入。

これからもそんな場面に出会うかもしれないし、2022年で卒業かもしれないけれど、いずれにしても、この2022年で学んだこと、経験したことは今までの自分の人生の大きな振り返りでもあった。

誰かすごい、自分を救ってくれる人なんて絶対にいない。みんな自分の人生を全うすることで必死。みんな自分のそれぞれの人生を精一杯生きて、そしてある時が来れば死んでいく。
そして、私はその一人としての自覚をしっかりと持ち、決して変な勘違いをしないように、(それは、誰かが私を救ってくれる、とか、自分が誰かを救える、とかそういう類)すっきりとした気持ちで死んでいきたい。

本当のことは、時が過ぎてから見えてくる。隆盛を誇ってにぎわしていたあの人は?っていうことがよくあるのを、ずっとずっと見てきた。

私は細く、自分と向き合いながら、自分自身の本当の幸せをかみしめながら、一歩ずつ、自分の与えられた時間を歩いていく。

ついつい、ゴージャスなきらびやかなものに目を奪われて羨ましがってしまう傾向のある、人間のサガを持っている私自身に、確認として、2023年の過ごし方の指針の一つとして、書いてみた。


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