実家からの最後の景色
生まれたときからずっと眺めてきた
実家マンションの廊下から夕焼け。
ベランダから見える鉄塔。小さいころ、鉄塔が建つときもずっと眺めていた。
今週金曜日のフライトでアメリカへ戻る。
次回の帰国には実家はもうない。
当たり前だと思っていたココからの空、
見れるのはあと数回なんだね。
そして最寄駅からの実家へ向かう道。
生まれてから母と手を繋ぎながら歩いた、
学生や社会人で電車に遅れるとダッシュした、
今度はわたしが子供と手を繋ぎながら歩いている。
一体この道を何回往復したんだろう。
生まれ育った家に向かって歩く。
もうあの場所が目的地ではなくなるということ。
一歩一歩、一秒一秒を噛み締めて大切に生きたい。
生きよう。
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