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愛の反対語は?
愛、愛ってわかったような気になってつい口にする。
でも、いったい愛ってなんだろう?りんご探偵🍎の思う愛を書いてみたいと思う。
なんとなく、「あれでしょ? あの寝ても覚めても、あの人の事を考えちゃうみたいな」うん、それは恋ですな。愛でも何でもない。
特定の人だけを特別に思う気持ちでしょ? 逆に言ったらそれは、その人以外は二の次ってこと。当人同士の満足で成り立っているのが恋。いや別に否定するつもりはない。私だって恋は好き。でも愛とは全く次元が違う。
恋は、恋焦がれる人とそれ以外の人という分離がある。私だけを見て欲しいと言う制約もある。恋人に限った話ではない。
親子愛、愛国心、人類愛……一見美しく見えるこの愛も、もう少し大きな視点からみると限定的な部分愛になる。うちの子はお受験に成功して欲しいけど、お隣さんの子は落ちても仕方ない。自分の国の為なら他の国を攻撃しても構わない。宇宙人が攻撃してくる?!人類を守らねば……
これ全部、自分にかかわるものだけを大切に思う限定的思考。二元の世界だ。
好きの反対は嫌い。
善の反対は悪。
俺が正しいの反対はおまえが間違ってる。
あの人は加害者の反対は私は被害者。
この世界はすべて二元で成り立っている。
しかし愛に反対語はない。なぜなら愛は二元論の世界にはないから。何となく愛を好きのパワーアップバージョンの様に想像してしまうけど違う。
愛は好きも嫌いもそのどちらも含むもの。飲み込んでいるもの。善も悪も、正しいも間違いも、その両方を許容しているもの。愛はすべてを包括しているから反対語がない。愛の中に全てがある。すべてある事が許されている。
世界は愛に溢れていると聞いて拒否反応が出たとしたら……それは恋のパワーアップバージョンみたいなものが溢れているとイメージするからなのだ。ムカつく上司の顔から恋のパワーアップバージョンが出ているとは思えないだろう。
りんご探偵🍎の意味する愛は恋のパワーアップバージョンではない。
何もかもがあるがままにある事を許されてとんでもなく自由な世界とでも言おうか。
それは、あなたが偏差値低くてもOK。人見知りでもOK。デブでもOK。ハゲでもOK。あなたがあいつにムカついても全然OK。約束守れなくてもOK。約束守れないあいつに怒ってもOK。約束守れないあいつを溺愛してもOK。
微妙な違いでわかりにくいと思うけど、善も良くて悪も良いのではない。善もあっていい、悪もあっていい。
存在してOKじゃないものが一切ない一元の愛の世界。
どんだけ優しいんだよ!!優し過ぎて泣ける……
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