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教師の名言・格言  その26      No.032 「負けた(失敗した)ときこそが大切である」

子どもに語りかける時の言葉。
個人でも団体でも絶えず勝ち続けられない。
稀に、勝ち続ける人もいるが、ほんの一握り。
世界一安全とされていた新幹線も事故を起こした。原因不明で車両に亀裂が入り、大事故一歩手前であった。
2017年12月19日だったか。
昔で言うとセ・リーグ9連覇を成し遂げたプロ野球の読売ジャイアンツも連覇はなかなかできていない。
いつもいつも勝ち続けることはできない。
個人では、毎年打率一位の人物はいない。
いつかは、1位から下に落ちるものである。
しかし、トップ周辺にいつもいる選手はいる。
そのような人物や団体は、1位を取れなかった時、何をしているのかである。
それらの逸話をいくつか持っておき、子どもたちに話をするのである。
努力することの大切さを一般論としていうのは当たり前である。
具体的な事実(人物や団体など)を例に出すと、子どもたちも腑に落ちるものである。
子どもたちは、努力の大切さ、負けた時の考え方、失敗した時の立ち直り方などを知ることが大事である。
やっぱり「知ること」、知識を得ることは、子どもにとって必要である。
どれだけの知識を持っているかで、「ものの考え方」や「もののとらえ方」、「自分の気持ちの切り替え」など多様性を持てるようになる。
また、逸話をたくさん持っていると、教師としても幅が広がる。
教師自身が幅広く学び、知識を得ることである。

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