見出し画像

教師の名言・格言 その10    「D=カーネギーの本は、教師として読むべき本」

教職についていると出会ったり、浮かんだりする言葉があります。それらを自分なりに名言・格言としてみました。

No.016 「D=カーネギーの本は、教師として読むべき本」

おススメ読書第3弾は、デール・カーネギーである。
日本の経営者に限らず、外国の経営者からもたくさんの学びがある。
次の2冊がおススメ。
「人を動かす」と「道は開ける」である。
まず、「人を動かす」である。
人を自発的、自主的に動かそうとするテクニックが様々な例を挙げて述べられている。
「人間は感情の動物である」を読んだ時は、「うーん、そらそうやなあ。」
と思ったものである。
もう一冊。「道は開ける」も非常によかった。
今は、保護者からの要求、要望、クレーム(?)が、非常に多くなっている。
昔だとこちらが失敗をしても、保護者は大らかに受け止めてくれたものである。
しかし、この二十数年ぐらい前(バブル崩壊後の1990年前半)から、保護者も心に余裕がなくなってきたのだろうか、すぐに教師へいろいろなクレーム(?)言うようになってきた。
そんな時、この「道は開ける」の内容を知っていれば、心に余裕ができるのである。
教師も人間である。失敗も数多くする。
そんなとき、この本は立ち直るきっかけを示してくれた。
「くよくよ思い悩んでも仕方ない。」
「終わったことは、もうどうしようもない。」
「では、次に何をすべきか。」
が、冷静に考えられるようになる。
近年、保護者からたくさんのご意見をいただく教師にとって、おススメの本であるといえよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?