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ルーチンタイマーはADHDさんの課題解決のために生まれたアプリだった

ルーチンタイマーというアプリをご存知でしょうか。

ゼロ秒思考界隈では有名なアプリでして、
これでメモ書きのタイマーを作成、再生するとあら不思議、勝手にメモ書きが10枚書けちゃう!というすごいアプリなんです。

ルーチンタイマーで作ったメモ書き用タイマー

↑こんな感じで作ってそれを再生すると、

「今から一分間、メモ書き一枚目を始めてください」
「ジャン(←次のタイマーが始まる音)今から15秒間休憩1を始めてください」

とか言ってくれるので、いちいちタイマーをストップしたりまた始めたりという手間がなく、一分間たったら休憩、また一分間たったら休憩、と繰り返してくれます。

このように書きたい枚数までセットしておけばその通りに書けちゃうんです。


本当に、ゼロ秒思考仲間の間ではなくてはならないアプリ!

でも、ゼロ秒思考をやるときにしかあまり使っていなかったのですが。


今回、ゼロ秒思考仲間でいつもやってくださっている座談会でなんと、このルーチンタイマーの開発者さんをお呼びしてお話しを聞けちゃったんです!

そこで、このアプリはADHD当事者でありデザイン担当の奥様と、システム開発担当の旦那様との共同制作アプリであり、奥様のADHDの特性ゆえの課題を解決するためのアプリなんだと知りました!


当事者の方のお話しですが、
特に朝の忙しい時、次に何をすればいいのか忘れてしまったり、ものをどこかにふいに置いてしまってどこに置いたかわからなくなったり、何にどのくらい時間がかかるのかわからずに違うことに気が散ってしまったりと、毎日本当に大変だったそうです。

今までは旦那様が逐一声をかけてくれていたのだけど、旦那様に怒ってしまうこともあり…。

そこで、そんな朝の困難さを解決するために、このタイマーを開発されたと。


これに朝のルーチンをセット、再生すれば、次は何をどのくらいの時間でやるのか声で教えてくれるので、朝の支度が格段に楽になったそうです。


なんとそんな制作背景があったとは!!

これにはみんなびっくりでした。


もともとADHDさんのための時間管理アプリとして有名になったことがあったそうです。

知らなかったー。。


本当に素敵なお話で、こんなお話が聞ける機会をいただけてよかったです。キャミさんありがとうございます!


息子もADHDの傾向があるのですごーくわかりました。見通しが立たないとだめなのに(これはASDの特性)見通しが立てられないんですよね。次に何をすればいいかわからないし、言ったことすぐ忘れちゃう。

本来?の使い方で息子にも使いたいなと思いました。


そして私もついスマホ見てダラダラしてしまうので、このタイマーを使ってやりたいことをどんどんやりたいなと思いました。

このアプリ、見た目もすごくわかりやすくできていて、なんの知識がなくてもすぐタイマーをセットできますし、何個でも(制限はあるかもですが)作れるのでいろんなパターンで作っておけます。
そんなところもこだわりだそうです。


ADHD当事者の方々だけでなくもはや本当に色々な方が色々な使い方で使われているそうです。

今回ゼロ秒思考で使われていると知れてよかったし、使っている方の生の声を聞けてありがたい、とおっしゃっていました。


ルーチンタイマー、本当におすすめです!


発達サポーター&小学校支援員です。コーチングセッション、発達凸凹ちゃんのご相談にも乗っています。

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