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算数の問題が解けて「ゲームをクリアした時のようだ」と言った息子【自閉症・ADHD子育て】

祝日は夫が仕事でワンオペでして、息子と二人で出かける予定だったのですが、

「雨だから行きたくない」
と言うので家にいました。お主はカメハメハ大王か!


算数の宿題をしていて、わからないから教えて、と言う息子。
単位量あたりの大きさを求める問題でした。


混み具合を比べるときに混んでいるほど数字が大きくなるのはどちらか

ア、一平方メール当たりの人数
イ、一人当たりの面積

という問題。


おお〜、そうきたか。

これは気合い入れて教えないと難しいぞ。。


そもそも、息子は通常級と同じようには算数の授業を受けていません。

単位量は5年生の範囲ですが、割合とか平均とか密度とか面積などの中学以降も重要になる5年生の算数の範囲を全然勉強してこず、今、6年生の範囲も一緒に進めながら個別学習の時間に勉強していまして、どこまで学習が進んでいるのかこちらは全然わかりせん。

なので、授業を受けていない前提で教えないといけませんし、授業を受けていないにもかかわらずこれを理解しないといけない息子も大変です。


定型発達の子にもけっこう難しい問題だと思うのですが、先の問題も含めて3問、教えたらなんとかできました。
定着まではいってないと思いますが…。


終わったら息子が、

「ふう〜、疲れたぁ。なんか、スプラトゥーンのヒーローモードの難しい面をクリアした感じ」と。


なぬ?!

それって「問題が解けて嬉しい」とかいう気持ち?と聞いたら、そうだ、と。


ふおお!!!

これはめっちゃ嬉しい反応!!!

そうそう、こういうことが大事なんだよなあ、子どもにも私にも。


こういう、できて嬉しいとか楽しいという積み重ねがあれば勉強って楽しくなると思うんですが、それが感じられないとなかなか難しい…。


そしてその日の日記に、
「難易度が高い問題をがんばって解いたので、疲れたけど嬉しいです」と書いてました!

日記に書こうと思うほど嬉しかったんだ、とまた嬉しくなりました。


本当は勉強が大嫌いな息子なので、解けて嬉しいが増えたらいいなあ…それにはやはりやらせるしかないけど、こちらがやらそうとしてもやらないので宿題として出してもらうしかないかな…と思います。

勉強を自分からやりたいと思えるようになったら万々歳ですが、そこまではまだまだ遠いです。

居場所活動で子どもたちへ配る飲み物やおやつの材料を買わせていただきます!