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「かまた」の発音

 少し前に西蒲田のジャズバーの直立猿人のマスター(亀田誠治似)から「かまた」の発音について言われたことがあります。マスターが言うには、地元の人の「かまた」の発音が普通の人の発音と少し違うとのこと。

 普通の人の発音は「会議」「サイン」と同じ、一文字目にアクセントが来る発音。電車の自動音声なんかもこの発音です。対して地元の人の発音は「会話」「ふすま」のように二文字三文字目にアクセントが来る発音だと言うのです。

 これを言われたとき私は
「そんなわけないでしょ〜」
と思ってたんですが、よくよく考えてみると半々くらいな気がしてきました。なので糀谷出身の母親に聞いてみると
「たしかに、尻上がりな発音(※会話とかふすまとかの発音)でかまたって昔は言ってた。でも電車の自動音声で下り調子の発音(※会議とかサインとかの発音)になっていった気がする。」
と言っており、立会川出身の父親も同じ意見でした。

 正直言ってどっちでも良いと言われたらそれまでなんですが、自動音声にも採用されてると言うことは、会議とかサインとかの発音の「かまた」が正しいのかも知れませんが、会話とかふすまとかの発音の「かまた」の方が地元では親しみがあるのかも知れませんね。

 こんど蒲田で飲む機会がありましたら、隣に座った人の発音に聞き耳立ててみるのも面白いかも知れません。

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