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まもなくデザイナー歴丸1年、GOOD&MORE振り返り

こんにちは。来月5月でデザイナーにキャリ転後、丸1年になります。
🔰マークもとれる前に、この1年間のGOOD&MOREを備忘録的な形で残しておこうと思います。内容の濃さや分量的には、コーヒーとお菓子片手に流し読みくらいがちょうど良いです。


私の属性
新卒から8年間地方公務員で勤めつつ、デジハリでグラフィック〜Web系デザインを学び、2023年5月に事業会社に入社。現在自社メディアサイトの改修や機能追加、業務アプリケーションのUIデザインを行っています。

GOOD:経験値が上がった出来事、取り組み方として良かったこと🎉

自社メディアサイトと業務アプリケーションのデザインを制作
既存サイトと新規サービスという違い、製品の特性や開発フローの違いを経験し、事業会社なのでデザインの幅が…と入社前から耳にはしていたものの、性質の異なるwebサービスのデザインを経験できてラッキーと思いました。

デザインシステムの作り始めを経験
そもそもデザインシステムとは?からスタートし、理解のため他社事例を研究した。設計思想的やデザシスの構成は、会社や事業体によって違いがあるが、製品やデザシスの使われ方に応じて適切な形に成長していくものだと知りました。自社のアプリやメディアサイト自体の課題や、開発フローでの問題を整理する機会になりました。作る時は、デザインファイル内で使われているスタイルを抽出するプラグインなど活用。新規デザインと同時に既存デザインと調整を図りながらコンポーネント化を行い、デザインの差分を減らしました。(デザイナー間で起きる差も含め)

成果物よりのデザインに限らずと同じ分量のプロトタイプを作った

画面遷移が伴う場合など、使いやすさの確認のため、考慮もれを減らすためにプロトタイプを作りました。デザインがほぼ固まり、PdMやデザイナー、事業担当者にもプロトタイプを確認してもらう場面が多いです。

デザイン相談(いわゆるモブデザイン)を随時行った

ラフの段階で認識すり合わせ、手戻りを減らす作業効率化(自分比)へ。それと、リモートワーク下では、手を動かしつつ同時にアドバイスををもらえる貴重な機会だとも思っていました。

納期に大幅遅延することなく業務を進められた←当然かもしれません

進捗管理はチーム全体でも個人のタスク管理でもNotionを使いました。そういえば、googleカレンダーとの連携とても便利ですね。MTGや打ち合わせの予定とNotionに書き出した案件ごとの作業スケジュールが同時に見られるので。


「本当に新規ページや改修を行うことで期待する効果が見込めるか」を考えてみる習慣づけ

例:「CV向上のためのLPを新たに作る」に対して「メール通知」で改善が見込めないか 等
チーム内のエンジニア、先輩デザイナーの質問から気づきました。工数は有限であり、ユーザーに役立つものを作るためにも、ビルドトラップ回避のためにも、大事な視点だと思いました。(もちろん、事業を進める上で諸般の事情・制約も受け止めつつ)

企画〜開発フローの一連の流れが少し理解できた

例:事業担当者へPdMと共にインプット会・質問会へ参加してみる
テキストで書かれた要件定義見て、「なぜこうなった…???」みたいな疑問をある程度解消し、納得感を持ってデザインに進められる環境はありがたかったです。

先輩デザイナー推薦書を読む

1次ソースを追う、に近いかもしれません。旧ツイッターなどのSNS、noteに書かれたデザインtipsや思考など、字面通り鵜呑みにせず体系的に理解したい派です。

MORE:不足している能力、取り組み姿勢の改善点、もっと経験したいこと🌏🪐

一方で実際のデザインプロセスや成果物の品質においてはまだまだ改善の余地がありそうです。

成果物のジャンルの偏り問題

今後のキャリアにもよりますが、自社サービス以外のテーマを自分で見つける必要があると思います。

デザインの基本に定期的に立ち返る機会を作る

配色(トーン、コントラスト比、バランス)、テキストのフォントサイズ、級数など、グラフィック分野での黄金比的なものについて、頭で理解していても体で覚えるにはもう少し時間がかかりそうです笑

デザインツールは成果物の形態に合わせて使う

帳票類のデザインをFigmaで可視化したところ、実装するエンジニアーさんを少々困らせてしまった経験があります。(このケースでは、最終的に出力される帳票は紙であるため、実サイズを考慮してIllustratorでデザインを作るべきだった。エンジニアーさんが少々困らせながらも大きさをcmや級数でお伝え直し、実装してもらいました)

要求や要件定義〜実装までのフローで改善できることを探す ←絶賛取組中

要件整理の段階でWFやイメージ図作成など、デザイン制作以外にも貢献できます。

おわりに

2年目のテーマは上述の項目を深掘りしていく年になりそうです。オシマイ。



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