TOEFLとIELTS…どちらを受けるべき?
こんにちは!
今日は留学に必須な英語のテストについて紹介したいと思います。
大学によってはテストの種類を指定している場合があるので、どちらを受けなければいけないか、まずは希望大学のホームページを確認することをお勧めします。
しかし、どの大学に行こうかまだ迷っている方、あるいはどちらのテストでも可能な方はTOEFLとIELTSのどちらを受けるべきか迷うと思います。
両者とも一度受験するのに2~3万円かかるので、慎重に選ばないといけませんよね。汗
私はどちらも1回しか受けたことがないので、あまり偉そうなことは言えませんが、メリット・デメリットをまとめてみました!
TOEFLの特徴
TOEFLのメリット
・先着順なので早く入った人が先にスピーキングを始める→後から入ればスピーキングの内容が大体把握できる
・毎週開催しているので予定を合わせやすい
TOEFLのデメリット
・自分がリーディングをしていても他の人が喋りだすので気が散る
・スピーキングが時間厳守(話している途中でも切られる)
・会場が分かりにくい(変なビルの一室で行われる)
・ひたすらパソコンに向かっているので目が疲れる
・キーボードに慣れていないとライティングで書き終わらない
・スピーキングとライティングでは、教授の講義を聞いてから質問に答える’integrated’というセクションがあり(つまりスピーキング+リスニング、ライティング+ライティング)、リスニングで内容を聞き取れないと答えることが厳しい
IELTSの特徴
IELTSのメリット
・スピーキングで聞き取れない場合は聞き返すことができる。試験管は自分が喋り終わるまで待っていてくれる。
・試験を英検が主催しているため雰囲気や形式が似てる
・点数が出やすい気がする(個人差あり)
・リスニングが簡単な気がする(個人差あり)
・スピーキングだけ別日という2日間に分かれているものもあるので、そちらを選べば比較的疲れない
IELTSのデメリット
・試験開催日が少ない
・対策本が少ない
・開催地が少ない
私は気が散りやすい人間なので、TOEFLでは周りの音が気になってあまり集中できませんでした。時間もギリギリで、手ごたえを感じられませんでした。
IELTSではライティングの時間にトイレに行くほど、時間に余裕がありました。また、TOEFLでは志望大学のスコアに届かなかったのですが、IELTSでは一度の受験で満たすことができたので、点数が出やすいと感じられました。
ただ、スコアの出やすさには個人差もありますし、両方受けてみて自分に合うテストを繰り返し受験するのが良いと思います。
イギリス留学を望むならIELTSが必要
イギリスの大学はTOEFL、IELTSどちらのスコアも採用することが多いですが、ビザを申請する際にはIELTSのスコアが必要になります。
このビザに必要なIELTSは’IELTS for UKVI’と呼ばれ、各セクションで5.5以上が必要となります。
※通常大学生が受験するILETSは'IELTS Academic'です。大学への申請にはこちらを使います。
ただ、慶應大学との交換留学協定校はHighly Trusted Sponsor(HTS)の資格を持つ教育機関である場合が多いです。
このHTSとは英国政府によってビザのスポンサーとなることが認められた教育機関のことで、HTSが指定するIELTS Academicのスコアを満たせばIELTS for UKVIを受験する必要はありません。
つまり、
・留学先がHTSならばIELTS for Academicのみを受験すればよい。
・留学先がHTSでない場合、大学への申請にはIELTS for Academicが、ビザの申請にはIELTS for UKVIが必要となる。
ということになります。
ちなみに、IELTS for Academicの受験料は2万5000円ほどですが、IELTS for UKVIは4万円ほどするそうです…。恐ろしい…。
IELTSに関するニュースとしては、2019年3月27日から、Computer-delivered IELTSの実施が始まったそうです。パソコンで受験するIELTSです。
確かに、採点するのはパソコンの方が楽なんだろうなぁ~。ふむ。
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