きものと帯のTPO
きものと帯の格・組み合わせ
きものと帯にはそれぞれ格があり、TPOに応じてふさわしいきものと帯の組み合わせ方がある。
※お茶席など正式な場面では流派や先生によって異なる。
※場所や状況によって、またはきものや帯の色柄によって応用範囲が異なる
帯の三大産地と特徴
西陣
西陣は国内最大の織物の産地で、西陣織は国の伝統的工芸品に指定されている。
金糸、銀糸や箔を使用した礼装用袋帯の生産が盛んだったが、最近はカジュアル用も多く生産されている。
また、ネクタイ、インテリア用品、ショール、バッグなども作られている。
博多
博多織も国が指定した伝統的工芸品。
固くてしなやかな生地質は緩みにくく、逆にほどきやすいといった機能性を兼ね備え、カジュアル向きで粋なデザインが生産されている。
仏具をモチーフにした献上柄は博多織を代表的する文様である。
桐生
桐生織も国指定の伝統的工芸品。
西陣織、博多織よりも歴史が古く、その始まりは約1,300年前にさかのぼる。
特徴はシルクをはじめ、天然素材から化学繊維に至るまで素材の幅が広く、七五三の祝帯やきもの、袴など数多く生産している。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?