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ストレングスファインダーを受けてわかった、私が子育てを苦痛だと思った理由

子育てが、苦痛で苦痛で仕方がなかった。

特につらくてしんどかったのは、子どもが生まれてから生後5カ月未満の期間。睡眠は3時間起きの細切れで常に寝不足だし、何もしないうちに1日が過ぎていって、毎日夕日を見るたび涙が止まらなかった。

今でもたまに子育てがしんどいなと思う瞬間はあるけど、あれほど辛いと思ったことはない。

どうしてそんなに生後5か月未満の新生児~乳児の子育てが辛かったのか。先日ストレングスファインダーを受けた結果を見て、理解した。

ストレングスファインダーとは

ストレングスファインダーとはギャラップ社が40年にわたって行ってきた「人間の強み」に関する研究に基づいて人々に共通する34の資質を言語化し、それを発見するために開発されたツールのことだ。

177問の質問に答えることで34種類の資質の中から自分を特徴づけるTOP5の資質を知ることが出来る診断で、全世界1700万人以上がストレングスファインダーを活用した診断を受講していて、個人の才能を伸ばしたり企業内でのマネジメントに使用されたりと様々な用途に使われているらしい。

ストレングスファインダーを受けたきっかけ

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わたしが副業で関わっているミートキャリアというカウンセリングサービスでは、ユーザーさんに向けて定期的にイベントを実施しているのだが、今度ストレングスファインダーのイベントを実施することになり、イベント開始前にミートキャリアのサポーターもみんな診断を受けよう!ということで診断を受けてみた。

10年くらい前にも1度受けたことがあるけど、その時は何が上位に来てたっけ…と思いながらオンラインで177問の質問に答えること、かれこれ30分。

いざ、結果が出た!どきどきしながら結果を見ると……今回の診断でトップに出たのは「達成欲」だった。

診断で1位になった資質の特徴とは

ざっくりいうと達成欲にはこんな特徴があるらしい。

「達成欲」には、常に何かを成し遂げている必要がある、という特徴があります。あなたは自分自身に満足するために、一日が終わるまでに何か具体的ことを成し遂げなければなりません。どんなに今日は休もうと思っていたとしても、何も達成することなくその日が過ぎてしまうと、あなたにはわずかにでも満たされない思いが残るでしょう。

ひとつ何かを成し遂げるとその炎は一瞬しずまりますが、またすぐに燃え出し、次の目標へまた次の目標へと、あなたを前進させ続けます。達成欲の旺盛なあなたは、このわずかに満たされない気持ちとうまくつきあっていけるようにしなければなりません。

この結果を見て、「確かに、わたしは何か目標があると燃えるタイプだけど、最上位の資質が達成欲とは!」という驚きと納得感にひととおり包まれたあと、ふと、ひとりで納得した。

「あ、だから、あの時の子育てがつらかったんだ。」

生後5か月未満の子育てで感じた苦痛

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冒頭でも書いたとおり、わたしは生後5カ月未満の時期の子育てがものすごくつらかった。

その理由は、毎日毎日、何の達成感を感じることがなかったから。

何も達成することなくその日が過ぎてしまうと、あなたにはわずかにでも満たされない思いが残るでしょう。

達成欲の特徴に書いてあったこの言葉が、呪いのようにリフレインする。

子どもが泣いたら抱っこであやし、おむつを替え、ミルクをあげる。寝た瞬間を見計らって今のうちに自分のごはんを食べるぞ。…と思ってたら15分しか経ってないのにもう子どもが起きちゃったから、刻みかけの玉ねぎをそのままに、ほにゃほにゃ泣いてる子どもを抱っこしに戻る。

最低限の家事をやったり食事をとるだけで精一杯で、何も達成してない日々が辛かったのは、自分が持ってる資質の中でも高い「達成欲」が満たされなかったからだったんだ。

ちなみに、生後5か月というのは、ちょうど離乳食をはじめたタイミングだ。

離乳食を用意するのは正直、とても面倒くさい作業だった。ごはんや野菜を元のかたちが跡形も残らないようにすりつぶして用意しなきゃいけないし、食べさせるときも上手に食べられないから口のまわりも、机も、床さえもべたべたになる。それを掃除するのはわたしの嫌いな家事ワースト1だった。

だけど離乳食を食べさせるタイミングに入ると、子育てのつらさが徐々に和らいでいった。今思えば、それは達成欲の素質が影響していた。

どういうことかというと、離乳食には「生後〇カ月でこれを食べさせましょう」というような食材リストがあって、そのリストに載っている食材を1つ1つ食べさせ、リストを消し込んでいくことに達成感を感じることができたのだ。

離乳食を子どもに与えるのに付随するタスクは面倒だったけど、それよりも、自分の中で上位に来てる資質が満たされないほうがわたしにとっては辛いことだった。

自分を知ると楽になる

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スヌーピーの漫画の中に出てくる言葉に、すごく好きな言葉がある。

「配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどうゆう意味であれ」
(You play with the cards you’re dealt …whatever that means. )

自分が持っていないもの、苦手なこと、現状の不満を嘆いたって仕方がない。

それよりは、自分が持ってるもの、得意なこと(=つまり配られたカード)をどう使ったら人生ハッピーに過ごせるかを考えることに意識を向けたほうが100倍いい。

そのためには、そもそも自分に配られたカードが何なのかをわかってることってすごく大切。今回のストレングスファインダーは、まさに自分に配られたカードを知る機会になった。

生後5か月未満の子育ての時期が本当につらくて、子育てを辛いと感じる自分を親失格だ…と自分を責めてた悪いスパイラルのトンネルの中にいた自分が自分の資質を知ってたら「子育てと自分の資質の相性が悪いから、辛いのは仕方がない。これ以上悩むのやめよう」とか「自分は達成欲があるから、この日々の中でも何か達成できることを見つけよう」とか、いろいろ対処できたんだろうな。

と、過去を悔やんでもどうしようもないから、これから自分の資質に向き合って生きていけばいいや。と思う、私の上から4番目の資質はポジティブだったりします^^。

34つの素質をすべて出すテストはそこそこの金額(5,850円)だけど、上位5つが知れるテスト(2,340円)もあるので、気になる方はチェックしてみては?

※アフィリエイトではないのでご安心ください

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