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リスタートw/新しいコーチ

今日初回コーチングセッションを受けた。これからどんな自分に出会えるのかワクワクしながら。2人目のコーチとの早朝セッションは、新鮮な感覚が降ってくるなんだか涼しい静かな時間だった。そして、以前にも出会ったことのある私がふと顔を覗かせて、少し嬉しくなった。

今、到達したい場所

ずっと、結婚やパートナー、家族や子供をもつということに違和感を覚えてきた。思えば、最初は中学生の頃。決して仲が良くない家族や両親を見てきて、家族ってなんだろうと思っていた。

安心感。きっと私もあの人も心からの居場所を求めている。苦しかった過去から解放される今を過ごしたいと思っている。

寂しくなったり、独りになりたくなったり、人って難しいね。

コーチからの問い:「セッションを継続していくことで、どうなりたいですか?」これに対して私:「自分になりたい。数秘術によると、2024年の私のテーマは『愛と責任を知る』だから。」コーチ:「愛という大きなテーマはもちろんですが、責任という中に何かを選択していく姿というのが見えました」と言われて、そうだそうだ、と思った。

何かを選ぶことは、何かを捨てること。今あるものを勇気をもって手放すこと。昨日とは違う自分になる、変化する勇気をもつこと。ここ7年間の私、お疲れ様。大きなものを手放す勇気がセッションを受ける前はまだ単なる「気配」だったけど、今は純粋な「決意」になろうとしている。

苦しみの正体

この苦しみに気づいたのは昨日今日ではなかったと思う。前職、岐阜で数ヶ月だけ一緒に働いたおばあちゃんを思い出す。27歳のとき、いきなり電話がきて、世間話も束の間、「今あんた苦しいんやろ、わかるわ、わかるわかる」と言われた。ホッとしたような、同時に残った仕事をがんばらないといけない鈍い感覚が襲った。おばあちゃんとはその電話が最後で、その後、突然倒れて逝去されたことを私はもう好きでもなんでもない元恋人から聞いた。2人で可愛がってもらったなーって無感情になったとき、おばあちゃんが理解してくれた私の苦しみはまだ続いていて、それどころかこじらせてもう無感覚に近くなっていた。

毎日毎日、本音が言えないもどかしさに苦しんでいる。私が私でいることをわたし自身がまだ認められていない。自分を好きになれない自分をやめたい。もう終わりにしたい。

約束したいこと

そんな私は今、過去のわたしと決別しようとしていて、現在には何の保証もなくて、でも未来をもっともっと楽しみたい自分がいて、一方で幸せになれるかどうかの心配に支配されていて。一言で言うと、ぐちゃぐちゃのボロボロ。鏡を見ると表情にも現れていた。でも、やっと自分になれている気もする。弱い自分を私は初めて認識した。強くあろうとして、自分も周りも誤魔化して、嘘がどんどんうまくなり、本音との境目がなくなってしまった。

今、わたし自身と約束したい。これからは「自分で決める」こと。甘えられないから委ねて、自信がないから相手を受け入れすぎて、自分の領域に入らせすぎてしまった。いつしか誰かの人生を生きているような感覚になっていたけれど、それすら麻痺して気付くことができなかった。

手放そう。生存本能がずっと握りしめてきた「今」は、自分の残りの命よりも本当に大切で必要なものなのか、試してみたい。コーチの最後の質問がわたしの背中を押してくれた。「自分になりたい、一人になりたい。その上で、この7年間で得たもののうち、これからも持っていたいものとこれからは手放したいものはなんですか?」その場でいくつか答えたけれど、これはたくさんあるから宿題にしようと思った。

今月中に、その決意をもって、9月を迎えたい。これはわたしが新しいわたしとする、最初の約束になると思う。

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