見出し画像

ありがとう:完了セッション万歳

1年間のコーチングを経て、本日完了セッションを終えました。
これまでの集大成ということで。
ありがとうとしばしのお別れと、新しい一歩めのスタートで。

1年前の私が今の私をみたら

コーチングに出会う前の私は、とにかく自分の意思決定に自信がもてなくて、好きなものもわからない、なりたい姿も思い浮かばない。
どうしたいか考える、が苦手ちゃんでした。考えようとすると思考がフリーズする。言葉では言い表せないけど、ほんとにそういう感覚だったよね。

でも今は、自分の欲求は何をしたら満たされるのか、自分という人間の命の使い方を自分で考えることができる。そして、「そうしたいからする、で大丈夫だよ」と自分で自分の味方になることができるようになった。

本当に叶えたい欲が満たされないと幸せになれない。そのことを知っているのに、ずっと我慢をしていた私。

自分にやりたいことがあることを信じていない1年前の私から、今は自分にやりたいことがありすぎて困ってるだけだと知った。
死ぬまでに終わるのか、いつどうやって叶えたらいいかわからない不安。
完璧主義な性格をもつ私が内部でちょこちょこ顔を出してくる。

だから、1年前の私がもし今の私を見ても、きっと「たいしたことないな」と思う。少し変わることがどれだけ大変か、少し自分が変わるだけで現実がどれだけ変わるかを信じていないから。

でも、今の私から1年前の私に言いたい。
「明確に変わったよ。苦労は報われているよ。」

この1年で起きた変化

転職、引越し、キャリコン、コーチング。
言葉にすると大した重みもないけれど、去年の今頃は本当に苦しかった。
自分の問題か、環境の問題かわからない。いや、それも含めて自分の問題。
そんな感じで悩みのループに陥った。

でもキャリコンとコーチングの掛け算が環境の変化を支えてくれた。
「どうせ私なら大丈夫」「結局なんとかなる」という自分を作ってくれた。

キャリコンやコーチングを通して気づいたのは、自分がどんな人間かということ。自分の普通は普通じゃない、私がこういう人間だからこれを選ぶのだという感覚。納得感とでもいうだろうか。

キャリア選択にしても、時間の使い方にしても、人間関係にしても、この感覚はほんとに重要だと今ならわかる。

1年前の今頃にはすでにキャリコンに出会っていて、国家試験も申し込んでいたけれど、正直バカにしていた。
「受かったからって、何か変わるの?」と。

それが転職に一度失敗して、プライベートにもいろいろあって、落ち込んで落ち込んで…。
2023年10月「このまま今年を終えて後悔するのだけは嫌だ。何でもいいから1つ成果を出そう」と思って、残っていたのはキャリコン試験だけだった。

謎の切迫感に追われて、キャリコンを真剣に勉強するハメになったけど、知れば知るほど面白い。気づいたら、自分の本音を知るのが怖い自分も、人と向き合うのが怖い自分もいなくなっていた。

なりたい自分がわかるようになって、それでももがいていたとき、コーチがそこにいた。実際、もっと早くに出会っていたけど、自分を大切にできていなかった当時の私には「無条件に受け入れてくれる存在が必要」という感覚もわからなかった。

助けを求めたら、応えてくれた。深いところにいる私を迎えに来てくれた。
しかも隣にずっと一緒にいながら。
だから、私の中にいるどんな人格の私も置き去りにせずに、一歩一歩進んでこられたと思う。ありがたい、、、道のりを思い出すと泣いてしまうな。

自分のことが少し理解できて、自分が自分の味方になれたとき、周りにいる人も所属コミュニティも全然変わっていた。

大袈裟かもしれないけど、昔の私は搾取されていた(させていた)気がする。自分を犠牲にして、周りのために時間とお金を使う。そうして返してもらえなくて悶々とする。
親切にしすぎた私が悪いのかな、と自分を責めていた。そして、自分の夢は少しも応援してくれない人にさえ「あの人も大変だから」と同情した。

でも今は、自分と同じように成長したい人が近くにいる。「学びたいけど、時間がなくてできていない、でもそんな言い訳もしたくないし、あぁ苦しい」という弱音も聞いてくれる。一緒に頑張ろうと言ってくれる人がいる。

以前なら、「フリーで仕事したい、そのほうがやりたいことができる気がする」なんて隣にいる人に話したら、「できるならみんなそうしたいよね」「やりたいのは自由だけどどうやって?やり方わかるの?」なんて返されていた。「甘い考えだったか、無理なのかな、だって周りで実際できている人を見たことない。まー今のままでも悪くないか」と辻褄合わせに走る日々。

でも今は、「xxさんならできる!いつでも聞いてね」「xxちゃんならできるよ!こういうやり方もあるから自分でみてごらん」と言ってくれる人が周りに増えた。嬉しくて感謝しかない。
そういう人と繋がっていたいと思っている今の私もほんとに偉い。昔ならそういってくれる人のありがたさすら、わからなかったと思う。

こういう人と繋がれる自分でいるために、自分が大切にできない人は大切にしなくていいと思えるようになった。大切な人を大切にするためにも、今の自分にとって大切ではない人をいったん置いておく。そういう自分を非情だとか責めたりせずに、自分を大切にしてくれる人を大切にしたい。

未来の自分へのお手紙

自分の命を大切に使っていますか?
自分の好きなことに囲まれていますか?
嫌いなことを我慢していませんか?

この1年のわたしは、本当によくがんばりました。
好きな会社・尊敬できる仲間に出会えないことを悩んでいたけど、今は自分が自分の味方になれるようになったんだよね。
自分がやりたいようにやる、その方法を知るための時間だった。
自分の強みが活かせないことを悩む1年だったけど、それでも前に進む力はちゃんとあった。命に誠実に生きたね。
たとえすべてを手放しても、自分が本当に好きなことは自分のところに戻ってくるから、自分を信じて。

最後に、苦しくても義憤を持ち続けよう。
絶対にそれは間違っている、許せない。
それなら許さなくていい。
葛藤を持ち続けることはエネルギーが必要だけど、向き合う力が高いわたしなら大丈夫。

ということで、完了セッション万歳。
1年間、どうもありがとう。
伴走してくれたコーチ。ライフコーチを紹介してくれた友人。
コーチングと出会う前にも後にも、私を支えてくれた皆。
私に義憤を覚えさせてくれたモノ達も、ありがとう。

いろんな世界を見て、いろんな場所でまた試行錯誤してみて、それでももし今育てているわたしが枯れてきてしまってエネルギーも枯渇してしまったら、またいつでもここに戻ってきてね。
わたしの居場所がきっとまた見つかるから。

もしよかったらサポートお願いします!また素敵な文学に出会うための活動費として使わせていただきます❤︎