これは1月9日のお話

きっと何か書きたかったんだろうな、1月9日のわたし。
けれど、下書きnoteに残っていたのは #かなえたい夢 だけ。

言葉にできない想いはどこにいったんだろうね。

昔から秘密にしたいことがあるわたし。
日曜日の朝、家族は起きるのが遅くて、わたしは毎週一人でいつもより早い時間に起きて、一人TVを見ていた。
何を見ていたかは内緒。その時間がたまらなく好きだった。

だから、ただ内緒にしたかっただけかもしれない。
言葉にしたら、終わってしまう。
秘密は秘密のままだから楽しい。
それを話してしまうときがいつなのか、どこにいて、どんな私なのか、そのとき目の前に誰がいるのかを想像するとまた楽しくて。

だから、1月9日のわたしがかなえたい夢について書けていなかったとしても、そんなに悪い事態ではないかもしれない。
そのときの沈黙を今日の私がうけとった。

いつも通りnoteを開いたらいつもほどワクワクしなくて、昨日まで耳に入ったら涙が止まらなかったRADWIMPSも、今日聞いてみたらただのBGMになっていた。

「支離滅裂」。だってそれが好きなんだもん。
10行文字を書いていいよ、と言われたら、全然関係ないことを10行書くのが好き。その全く関係ない10行を繋いでいく過程が好き。
わたしはそういう私が嫌いではない。

人って自分は普通だと思っているから。
どんな人も、何か足りていないし、どこか壊れている。
例えば脳が正常じゃない人がいるとしたら、その人にとっては普通の人が普通じゃないということ。
人は自分が見たいものしか見ることができない、ただそれだけだと思うの。

私の中にあった好きなものがパッと消えた。シャボン玉のように。
ここにとどまりたい自分と、もうそろそろ別の自分を探しに行きたい私がいる。ここにとどまりたい自分はなんだか自分ではないみたい。

今のわたしの夢は、#かなえたい夢を探しに行くこと。
昔みたいに、外国人の友達が欲しいとか、かっこいいOLになりたいとかは、今はもう思わない。

でも、子供ができたら海外に一緒に住みたいなとか、たくさんでなくてもいいから生活を豊かにしようとがんばって働いて一緒にビール飲んでくれるパートナーさんと一緒にいたいなとか、そういう夢はある。

そのときの私はきっと英語がある程度話せて、ドイツに行ってビールを飲んで、日本のシュマッツよりもあーだとかこーだとか褒めたり文句いったりしているかもしれない。

うれしいな、夢があるのはいくつになっても嬉しい。

たとえそのとき隣にいてくれる人が今のわたしが知っている人達ではなかったとしても、わたしなら大丈夫。
好きな人と繋がっていられるかっこよくて可愛くて素敵な自分になりたい。
それもささやかな夢なんだよな。

叶った瞬間、泣くのかな、嬉しいのかな、ただ笑ってしばらく気づかないのかな。今のわたしの夢。覚えていてくれていたら嬉しいな。
未来のわたし、がんばってくれ。

#かなえたい夢