赤ちゃんのおもちゃ箱の素材の話。
ある日、娘の保育園ノートに先生から
「お片づけするよ、と言うとおもちゃを持ってきてくれます。遠くのおもちゃも頑張って集めてきてくれます。」
と書かれているのを見て、驚いた。当時、うちではまだお片づけは親の仕事。おもちゃは綺麗に組み立てて、リビングのオープンシェルフに置いていたのだが、
「寝る前に、最後の力を振り絞って、リビングに散らかった積み木やらLEGOやらを組み立てて片づけるの、限界すぎて辛い。」
と、夫に言われていた矢先だった。
その週末、試しにAmazonのダンボール箱を空け、娘に「お片づけしようか、」と声をかけてみると、娘は持っていたLEGOデュプロのブタさんをダンボールにポイと投げ入れた。
なんと。お片づけ、上手だったんですね。びっくりである。
それなら、すてきなおもちゃ箱を探さなくては。
インテリアに馴染むという点では、木製のバスケットとかが良さそうだけれど、ささくれにひっかけたり、乗っかって壊れたら危なそう。
シリコン製のバケツは柔らかくて丈夫でだけど、リビングにはなるべく天然素材を置いておきたい。柔らかくて危なくなく、それでいて丈夫な天然素材で、インテリアに馴染むもの。
辿り着いたのが、Amazonで見つけたフエルトを格子状に編んだバスケット。
写真のライトグレーとカバー写真のチャコールグレーを二色買いした。触っても痛くないし、押しても壊れない。引きずっても床に傷がつかないし、音もしない。
持ち手がレザーじゃないのが残念だけど、娘が舐めるので洗えるほうがありがたい。汚れても悲しくないお値段。手触りの良いおもちゃ箱で、すっきりしたリビングが、心地よい大人時間を取り戻した。
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