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ほどよい暮らし

自分が思い描いている憧れの暮らしとリアルな自分の暮らしがかけ離れていることはしばしばあることだと思う。
最近、ふと思ったのは
その自分が思い描いている憧れの暮らしが、実際望んでる暮らしと違うのではないかということ。
どちらも自分が理想とする暮らしには変わりないのだけど、自分の中に違和感が出てきたことが否めない。
私の思い描いている憧れの暮らしは、小林聡美さんが主演を務めていた「山のトムさん」という映画そのままだ。
自然豊かな場所にある一軒家、目の前に広がる畑、大型どうぶつたちと共に暮らすことが今までは良かった。
だけど、自然豊かな場所で、手仕事を楽しんでる友人の暮らしを体験させてもらった時に、私にはちょっと違うのかなと感じた。
時間にゆとりもなくて、経済的な余裕もなくて、ココロの隙間がないからなのかなとも思ったけど、この暮らしを続けたいほど、きっと自然を感じたいと思ってないのかもしれない、と。
引っ越しを前に、暮らし方を考える私から出た答えは、ほどよくであった。
ほどよく田舎で、ほどよく人との距離もあって、ほどよく自然にも恵まれている。
ほどよいが今のわたしの暮らし方にはあっているのかもしれない。

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