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【ひとくち小説レビュー】紙の月

おはようございます。

読了本のひとくち感想です。

本日は、この本!

『紙の月』角田光代

宮沢りえさん主演で映画化もされた作品です。

【おすすめ度】
☆☆☆

【あらすじ等】
夫との不仲に悩む主人公、梨花。
彼女は契約社員として銀行で働いていた。
ある日大学生の光太と出会い、共に過ごしていくうちに彼のために1万円を横領してしまう。
段々と感覚が狂い、ついには破滅へと向かってしまい…

【個人的に好きなポイントメモ】
①バンコクまで逃げてきた警戒心の強い状態の梨花が羽山という人物と久々に笑って楽しくご飯が食べれたシーン

②梨花が綺麗で愛想がいいから銀行のお客さん(おじいさん)に好かれて特別感扱いされてる描写がうまい…。

【感想】
梨花の世間知らずだけどずる賢い性格と光太のクズさが奇跡のコラボレーションしちゃった…。
ナンダコレ…。
光太くん、銀行印盗みに行くのはヤバいだろ…。
最後、梨花は横領で捕まりそうですが、海外に逃げたところで終わったのは個人的には好きですね。


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