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【ひとくち小説レビュー】紅蓮館の殺人

おはようございます。

読了本のひとくち感想です。

本日は、この本!

『紅蓮館の殺人』阿津川辰海

【おすすめ度】
☆☆☆

【あらすじ等】
勉強合宿を抜け出し、山奥の文豪の館に辿り着いた主人公・田所と友人の葛城。
落雷による山火事が発生し、館の中に文豪の一族と共に救助を待つことに。
そんな中、圧死した死体が見つかり…。
館の全焼のタイムリミットが迫る中、真実を見つけることが出来るのか…。

【個人的に好きなポイントメモ】
①めちゃめちゃ死亡フラグがわかりやすい。
ネタバレになりますが、序盤の序盤に好感度が高い人物がいるのですが、普通に死にます。

②展開が早い。
スプラッター映画並みに展開が速いので読んでて飽きることがない。

【感想】
色々詰め込みすぎてませんか…?
主人公たちの推理+探偵だった女性の回想+文豪一家のバタバタ+パニックもの
1個だけで小説を書けそうな展開を4つも詰め込んでおります。
被害者の方より探偵だった女性の回想が長かったの含めて、続編ありきの作品なのかなあと感じました。
館ものの醍醐味のトリックについては、どんでん返しの連発で面白かったです。
せめて上下巻にしてほしい…!


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