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日記 2023年5月29日

こんばんは。こんにちは。おはようございます。おやすみなさい。

久々にnoteを開いてプロフィールを眺めてみたら「文章はまだまだ練習中」みたいなことを書いていて、その一文は色々な人に失礼だと思ったし、何よりそんなことすらできていない自分が嫌だったのでプロフィールを書き換えました。

大学生になりました。そしてもう19歳になりました。何かが変わったかと言われても、きっと何も変わっていません。変わったのかもしれないけれど私の拙い感受性ではその変化を見つけることが出来ません。それは即ち自分の中では何も変わっていないということで、何かを変えなきゃ何も見え方は変わらないのでしょう。嫌いなものが減っていく感覚もなければ好きなものが増えていく感覚もないです。
逆もまた然り。それは多分寂しいことなんだと思います。

大学に行く足取りは辛いです。月曜5限〜木曜5限までフルでぶち込めば金曜日を休みにできるので。じゃあ空いた時間で何をしているのかと問われても答えられない。自己嫌悪だけが募るくせに見ないフリだけが得意になっていきます。フランス語は全然上達しないのにね。

ただ、私は一冊の本を昨日読みました。
戸田真琴さんが書いた『そっちにいかないで』という作品です。
私は大森靖子さんが好きなので、そこから戸田真琴さんの存在を知りました。AVは観なかったので、私の中での戸田真琴さん像は、大森靖子さんの歌の中に存在する女の子分のものしか形作られていませんでした。
『あなたの孤独は美しい』を読んで、そして一昨日出版された最新作の『そっちにいかないで』を読みました。
読んで、そして以下の記事を読みました。

自分の満足ゆく言葉で感想を述べられるようになるのはいつになるのか、心で浮かべた情景と読んで生まれた感情に文字をつけることが出来なくて歯がゆいのです。
だから私は感想を書くことをしません。これは逃げだと思います。情けないなぁと自分で思います。でも、自分の書いたこの本の感想を読み返したときに、後悔したくないので私は書かない。それを反省に持っていく術は私にはありません。

ふたつここに書けるのは、戸田真琴さんご自身が書いた文章を読むことが出来たということと、ご本人について知ることはできなくても『戸田真琴』という方が多少なりとも私の頭の中で形作られたということ。
それはきっと正解では無いし、こちらの解釈次第なので自由に形を変えるのかもしれませんが、それでも私にとってはしあわせなことでした。

もうひとつは、私にとって大事にしたいモノが一つ増えました。宝物のようなモノが増えたのです。
本当は、『そっちにいかないで』を読んで、みたいなタイトルにしたかったのですが、あえて日記の形式にしたのは多分宝物だと思うからなのでしょう。

生きているから大事にできる宝物なので、生きていこうと思います。

それでは、さようなら。


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