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筋トレとマインドフルネス

10月から週1回筋トレを始めました。
目的は、より長い距離、より高い累積標高を走るための筋力をつけるため。なので、スクワットと大腿四頭筋を鍛えるレッグエクステンション、ハムストリングを鍛えるレッグカール、そして大殿筋と太ももを鍛えるレッグプレスの4種類。自重とマシンを使った筋トレです。

正しい使い方をインストラクターに指導していただき、始めた筋トレですが、地味だけれども、マインドフルネスが活かせて、筋トレは、「動く瞑想」なのでは?!と感じています。

走る&登るための筋肉を鍛えたいため、使うマシンは3種類だけ。同じ動きを1セットにつき20回。それを数セット繰り返すのみ。変化が楽しくて、トレイルを走っているのに、ひたすら同じ動きを繰り返す筋トレは、辛い、面白くないというイメージを昔は持っていました。でも、マインドフルネス瞑想の実践が習慣になった今、改めて筋トレを行うと、瞑想と共通点があり、それが筋トレ継続のモチベーションになっています。

筋トレでマシンを動かす動き、1回1回に意識を向けます。そうすると、筋肉に力が入る部分、左右のバランス、上半身の力みに気づくことができます。また、効果的に鍛えるため、スピード、膝を伸ばし切らないように、ということにも意識を向けます。疲れてくると、「あと何回」「キツイ」と身体の動きから意識がそれ、その後、それたことに気づく。そして、再び身体の動きに意識を戻す。マインドフルネス瞑想で、1回1回の呼吸に意識を向けて、意識が離れたら再び呼吸に戻すのと全く同じなんです!

これは、マインドフルネス瞑想の実践を続けていた効果だと思います。そして、瞑想で心が強くなるのと同じように、筋トレも正しいやり方で続けると筋力アップの効果が得られます。

マインドフルネスが身につけられた「気づき」の力が筋トレに活かせる。そして、マインドフルネス瞑想と筋トレは同じ。鍛えるのは心か身体かの違いだけで。筋トレを始めて、うれしい発見でした。


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