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自分が嫌いという人へ自分を愛せるようになるちょっとしたコツ

rinです
いつも私のnoteにお越しくださりありがとうございます。

以前のブログで「愛することが大切」と言うことをお話ししたことがあります。

けれど「愛」とはそもそもなんなのでしょうか?

恋人を大切に思う気持ち?激しく求め合う行為?

ネットワークが発達して、多くの人が恋愛や愛について発信するのを毎日のように見る様になりましたが、未だはっきりとした愛の正体はわかっていません。

人それぞの愛の形があって良いと思うのですが、rinは愛を「自分を含めた世界に対して行なうこと」だと考えています。

今回のブログのポイントは「自分を含めた」ということにフォーカスしていきたいと思います。

・自分のことが嫌い
・SNSでつい他人と比べてしまう
・そもそも愛ってなんだ?

そんな悩みを持っている女性に是非読んでいただきたい内容を頑張って書いていきます。このブログを書くに当たって、ベストセラー作家の白取春彦著書『「愛」するための哲学』を参考にしています。

本書は歴史的な哲学者の愛に関する言葉を研究し、愛の正体に迫る良著です。愛についてこれでもか!というくらいに掘り下げられているので読んでいただけると、きっと新たな発見があるはずです。


「愛」とは

アリストテレスは愛を”愛というものは、愛されることよりも、むしろ愛することに存在する”と説いています。この点については以前のブログでも触れましたね。

他にも多くの哲学者がさまざまな愛の形について説いていますが共通しているのは「愛は主体的な行動」であるという点です。
愛は自らが受けるものというよりも、自らが与えるものであるということです。

また、私たちは言葉にしなくても直感的に愛情を与えるものだと気がついています。

例えば、SNSに溢れている「理解ある彼氏や旦那」をみて羨ましいと思いつつも違和感を覚えるという人も多いのではないでしょうか?

これは、本来与えるものであるはずの愛を、与えられるものとして捉えていることが違和感の正体の一つです。

反対に「恋人に裏切られた」という内容の投稿も裏を返せば相手から愛を与えられなかったことに嘆いているのであり、ベクトルが違うだけで相手の行動に愛のあり方を依存しているという点で「理解ある彼氏や旦那」の投稿も同じです。

もしSNSを見て、自分と比べて落ち込んでしまうという人はこのことを知っておくとちょっと楽になりませんか?

自分を愛するための行動

「愛は与えるものである」ということを知ってSNSに接するときっと落ち込むことも減るはずです。

また、愛は他人だけではなく自分にも向けられる行為でもあります。

マタイ福音書の中でキリストは”自分を愛してくれる人を愛したからといって、あなた方に何の報いがあろうか”と説いています。愛してくれる人を愛することは当たり前のことで、ここでいう「報い」とは、へだてなく愛を与えることで自分の心が満たされる感覚のことをさしています。

『「愛」するための哲学』の中では、愛とは自分の行動によって自らの心が満たされる自己満足の面があるとも話していて、そういった意味では自分にも向けられるものであるとしています。

自らの心が満たされることもまた愛であるというのです。

「自分を愛せない」という人は実際に「心を満たせる」行動を起こして見ることで、自分を愛せる様になるかもしれませんよ?

ここでは自分を愛するための具体的な行動を紹介していきます。


美味しいご飯を食べる

忙しいとついコンビニのご飯で間に合わせてしまったり、適当に済ませてしまうこともあり、食事を疎かにしているという人も多いのではないでしょうか?

自分のために行なうことも「愛」だとするのであれば美味しい食事は自分に与えられる最も基本的な愛の形です。

自分のことが嫌い、という人は食生活に注意してみると自分を愛するきっかけになるはずです。

オシャレをする

メイクやスキンケアなど自分の気持ちが上がる行動の一つで、自分に与えられる愛情表現です。

自分に興味をもつという点で鏡をみることも効果的。

誰かのためではなく、自分のためにオシャレをすることはとっても大切です。

ゆっくり休む

美味しい食事を食べて、オシャレして羽を伸ばしたあとはしっかりとした休息を取りましょう。

自らの体をいたわることで、自分を愛する習慣や思考を身につけられるでしょう。

頑張る人ほど、休んでいる時間が勿体無い、休んでいる自分が許せない、休んでいる場合じゃないという人もいますが、あなたの体を守れるのはあなただけです。

健康的な体でいることは、周りに愛情を与える上でも大切なことですよ。

まとめ

ここまで見ていただいてわかる通り、どの行動も私たちの日常に欠かせないベーシックなものばかりです。

しかし、なぜか自分をいたわることを悪いことだと捉えている人もいます。

日常で自分が満たされる行為を見つけて、それを楽しむことが自分を愛するためのちょっとしたコツです。

食べること、遊ぶこと、休むことは当たり前の行動ですが、ぜひ意識して取り組んでみてくださいね。

『「愛」するための哲学』ではさらに体系的な愛の存在について紹介しています。良質な哲学書なので自分と向き合うとき、恋愛やパートナーとの関係で悩んでいるときに読むときっと前向きな気持ちになれるはずです。


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