rin@文学と芸術

日英中の言語で書かれたいろいろな本、雑誌、論文、商品のラベル、、とにかく活字が好きな大…

rin@文学と芸術

日英中の言語で書かれたいろいろな本、雑誌、論文、商品のラベル、、とにかく活字が好きな大学生です。精神を病み人生はには緩みが必要だと知りました。ここではその緩みの発散場所です。

マガジン

  • メンタルヘルス/減薬日記

    うつ病寛解の当人が記す日々のメンタルヘルス記録です。現在減薬に挑戦中。でもぶり返さないことが減らす速度より絶対優先で。ゆーーーっくり減らすので見守ってください。ほかのサバイバーさんとも一緒に育めたらいいなと思ってます。

最近の記事

ちょこっと日記|イチョウの黄色はおいしそう

一瞬で秋が深まった10月。 「秋晴れ」を体現したような淡い水色の空に映えるイチョウ並木。 私が通う大学のキャンパスは今、イチョウの黄色で上も下も彩られている。イチョウの木が多い分、イチョウの実が落ちる季節はキャンパス全体が悲惨な匂いを放つが。(木の下に自転車など停めてはならない、ベンチに簡単に腰かけてはならない) それでも毎年この葉っぱの色が変わる様を、そしてたくさんの黄色に色塗られた景色を見れるのは幸せだなと思う。 イチョウの実といえば、最近読んだ宮沢賢治の「いちょう

    • 減薬についての感覚の違いと客観的自分観察の挑戦

      今週会ったパートナーとの会話先日、疲労感を覚えて授業に行くことができなかった。 それを知ったパートナーが、減薬をしてから体調が悪そうに見えると伝えてきた。 私からすれば、減薬してから身体が慣れるまで数日は何かしら変化があるのは当然で、今回の場合は1週間ほどイライラしやすい症状に悩まされた。しかし、その後は比較的安定しているように感じていたため、このパートナーの感覚に驚いた。 今回授業に行けなかったことに関しては、私は身体的原因、つまり普通に前日の休息時間が足りなかったこ

      • 現状報告ーうつ病寛解ー

        病名と簡単な履歴うつ病です。2018年に診断されて、以来服薬を続けています。今は落ち着いていて寛解状態です。 ・2017年夏から後半にかけて燃え尽き症候群のような状態から開始。生きる意味について悶々と思考するようになる。 ・2018年3-4月希〇念慮から企図にうつり、自傷行為も増加。 ・2018年5月やばいと思ってメンクリへ。 ・~2019年初め。いわゆる急性期。何にもできない。他人の見守り必至。 ・2019~2020年。ちょっと安定。勉強に対する意欲が湧いて留学。 ・20

        • 理性と感情の間で

          最近ずっと芸術への想いが強い。 分かってる。私は頭の理性や真面目や物事を順序立てて考える部分が疲れてくると、一方でずっと溜まってきた感情やら突き動かす衝動やら爆発的な想いを解放させたくなるのだ。 これは周期的に訪れて、この時期はあらゆる勉強や研究に手がつかず、ひたすら読書に浸るか絵を描き続けるか音楽を無我夢中で奏でるか、文章にして表現するか、ここら辺のことしか考えられなくなる。 いつもこの移動が苦しいので、ずっと芸術の方を解放させておきたい。 でも理性の方は、いや自分がいる

        ちょこっと日記|イチョウの黄色はおいしそう

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        • メンタルヘルス/減薬日記
          2本

        記事

          生きること

          合わない歯車 擦り減る気力 こんなにも大変だなんて 知ってたら生まれてたかな ここからどう這いあがろうってかい そんな気力どこにある 頑張ることは正義かい それを教えた人は後悔しないかい 縛りつけるルールは あらゆる扉を閉めていく 頑張りすぎて 頑張れなくなるのは自分 誰の言葉も 教えも 自分の人生に責任なんて持ってくれない ここからどう這いあがろうってかい 這い上がりなんかしないよ 競争なんて 勝ってどうするんだい みんな最後は塵になるのに 私は私の人生にのみ 責

          キャリアの無い中年主婦の就活に応援をください

          身内の話だが、一般論的に話してみたい。 私の母のような人は意外とたくさんいらっしゃるのではなかろうかと思ってNoteを書いてみることにした。(特定はされないでください) 半生母は大学卒業と共に結婚し、それからかなりの長い間は専業主婦として、家事育児や地域の活動などに専念していた。 私(母からみたら娘)を入れて3人の子供を持ち、父(母からみたら夫)は最初に就職した会社でずっと働いてきて、若い時は給料が安かったものの、後には家族5人を養えるぐらい稼いでいた。 きわめて裕福で

          キャリアの無い中年主婦の就活に応援をください

          ちょこっと日記|哲学の地位を上げたい

          中学高校時代、ディベート部というマニアックな部活に熱を上げていた。 そのうちの一つの戦法、それは「相手の意見を飲んだとしても、それでもこちらの方がメリットでかいよね」という相手を包括してしまう戦い方。 これには、水掛け論にはならず、まあwinwinならこっちの方法がいいなあ、とジャッジも投票しやすい。どう相手を包括するか、双方が納得する提案ができるか、これは商売や外交などの規模にあててみても通ずる議論だと思う。 ところで私は大学で社会学を勉強している。 社会学は統計学や、実

          ちょこっと日記|哲学の地位を上げたい

          ちょこっと日記|成長って言葉いいな

          成長って言葉いいよなって思った SNSとか見てると人のうまくいっている部分だけ目にして 自分が世界に取り残された不幸な奴だと悲しくなるけど 今うまくいってる人も 今うまくいってなくてつらい人も 成長してるんだよなって 成長しているという物差しで世界を見ると みんな頑張ってるってうれしくなる 自分も頑張ってるってうれしくなる だからいいなって思った 彼の運転する電動バイクの後ろに乗りながら 夜風に当たりながら 同じ空の下にいる皆を想った

          ちょこっと日記|成長って言葉いいな

          日記|最近興味ある事

          作曲 ずっとやりたいけどMIDIキーボードが欲しくて、キーボード高くてまだ書けてなくてうずうずしています。 かぎあみ もともとハンドメイド系は好きで、でもかぎあみはやった事なかったのですが、Instagramですごく可愛く編まれてる方を見かけてやりたい!ってなりました。小説入れられるケースを作りたいです。 古着のリメイク 洋服も好きですが、作った事は無くて、でも世の中良いも悪いも古着は溢れていて、自分も着なくなった洋服を捨てては新しい洋服を買うことにも少しうんざりも

          日記|最近興味ある事

          書評1❘中村文則「悪意の手記」

          最近、現実逃避をするように本にかじりついているのだが、その中でも特に印象に残った書籍は書評という形で自分が小説を読んだ時に考えたことなどを昇華させようと試みる。 第一弾は中村文則さんの「悪意の手記」。著者の3作目の作品であり、あとがきによるとこの執筆のために別で部屋を借りて、この言葉が適しているのかはわからないが「自分を追い込ませて」執筆された。理由は本書をよめばわかる。このテーマは一人で自己の深いところに入り込んで苦しまなければ書けないものだからである。 あらすじ死に至

          書評1❘中村文則「悪意の手記」

          理想でも綺麗事でも、それでも私はそうありたいから。

          私は理想主義者なのかもしれない。 中学生の頃からずっとそう感じていた。 将来働きたくない。 自由でいたい。 縛られたくない。 好きなことをしていたい。 争いは嫌い。 曲がったことが嫌い。 他の人いじめてたら頭に血が上る。 泣いてる人を放っておけない。 世界が平和になってほしい。 テストの採点が間違っていることがあった。 教師が間違いの解答に丸をつけており、本当の点数より高く採点されていた。 私は教師に採点間違っているから点数を直してくれと言った。 私の点数は少し下がった。

          理想でも綺麗事でも、それでも私はそうありたいから。

          皮膚摘み取り症の我の気持ち

          いつから始まったのか思い出せない。 記憶がある頃にはもう一部だった。 指の爪の隣の皮膚の、白い部分が気になる。剥いて仕舞えば他の皮膚と同じ薄ピンク色になるに違いない。 そう思って白い皮を剥く。すると剥いた皮の部分をなぞる様に次の白いぴらぴらした皮が残る。それをまた剥く。 ある時歯を使えば、指よりコントロールが効くことを悟る。同時に唾液で皮が柔らかくなるから剥きやすい。 それから自分の中で手が清潔な時は口へ持って行くようになった。 理性で考えればなんてことない、ただ皮膚を傷

          皮膚摘み取り症の我の気持ち

          エッセイ|本当のポジティブとは、涙を飲んで無理やり笑うことではない

          明るい性格の象徴がポジティブで、暗い性格の象徴がネガティブと、捉えられがち。 ポジティブは悲しいことがあっても、良い方に良い方にと捉えて、その壁を乗り越えていくと、強い存在だと、捉えられがち。 世の中楽しいうれしいことばかりではなく、人生生きていれば投げ出したくなったり、逃げたくなったり、目を覆いたくなったり、明日が来ないでほしいと切実に願ったり。 そんな時、人々は「ポジティブ」という単語の名のもとに、「泣くな」「弱音を吐いてどうするんだ」「もっと頑張れ」「もっと強くなれ

          エッセイ|本当のポジティブとは、涙を飲んで無理やり笑うことではない

          エッセイ|言えない苦しみ

          言えない苦しみは理解されない苦しみプロフィールに書いている通り、私は精神を病んだことがあり、現在も服薬をしながら時々来る波に生活を乱されぬよう気を付けている状態です。 ところで私は海外に滞在しています。大学の学部課程に留学しておりますが、セメスターごとの成績はかなりその時の体調に左右されてしまいます。 この国にもたくさんのメンタルを崩している人がいることは、この国の精神科にかかるようになってたくさん目にしてきました。数年前に私の留学している大学で自分で命を絶ってしまった学

          エッセイ|言えない苦しみ

          不眠症短歌

          この前、全然寝付けなくて、いらいらしながら色んなこと考えてたら思いついた変なアイデア。 1 寝れないと諦めた際に耳に入る 隣の寝息にプレッシャー 2 休息力と光るネオン うるさいあんた 眩しすぎ 3 いつも夜 良い案浮かぶの メモ取れぬ 脳内記憶 ここに働く 4 暗闇で スマホいじる理由(わけ) 寝れないから 皆言ういじるな だが孤独死しろと? 短歌学んだことがないので、合っているのかは分かりません。多めに見てくだせえ。

          SNSに時間を溶かされて絶望した時の対処法

          ここ最近課題が忙しく、noteの更新が止まってしまった。 今日は短めで言いたいことをずばっということを目標にしよう。 つまりSNSって結構私たちにとって毒だったりしますよね、という話。 気づけば、2、3時間と時間を溶かし、あーまたやってしまった、と絶望。 特に短時間の動画の方がスワイプする欲を掻き立てられる気がする。 あと、特に見ようと思ってスマホ開いたわけではないのに、気づけば捕まってる受動感が特徴だと思う。 私が思う毒を分解すると、主に二つの要素。 1特に何かを学ん

          SNSに時間を溶かされて絶望した時の対処法