インテリアと人間工学 デスク
人が過ごしやすく、効率的に作業しやすいように配慮した人間工学の理論はインテリアにも取り入れられています。
今回はデスク環境についてご紹介します。
一般的なデスクサイズ
デスクの高さ(天板高)は70cm前後が主流です。
イスの高さ(座面高)は40cm前後が主流です。
なので、デスクとイスの差(差尺)は30cm前後が主流になります
自分に合う理想のデスクサイズ計算
人間工学的な差尺の理想値は【座高 ÷ 3 】です。
座高がわかればその数値を当てはめてほしいのですが、わからない方用の座高目安は(身長x0.55)です。
人間工学的な座面高の理想値は【身長 × 0.25 】です。
なので、人間工学的な天板高の理想値は【座高÷ 3 ➕身長 × 0.25 】となります。
実際にデスクを選ぶときに気を付けたいこと
販売されている家具のサイズは一定ですが、身長によって最適なサイズは異なります。さらに、使い方によっても最適なサイズは違ってきます。
デスクでパソコン操作をする場合は、上の身長からの目安サイズ−2〜3cmが理想的です。
デスク以外で最適な環境にするには
高さ調節ができるデスクは一部の商品に限定されるので、チェアでの高さ(座面高、差尺)調節がおすすめです。
その他に、座クッションの追加、足置き台の設置などでも調節が可能です。
さいごに
自分サイズに合ったデスク環境で過ごすことで、生産性が上がったり、肩こり予防、緊張型頭痛予防へも繋がります。暮らし環境を整えると、自律神経が整い、質の良い睡眠が得られやすくなります。睡眠が改善されると、疲労回復・免疫力改善・肥満予防や高血圧予防が期待され、さらに日中のパフォーマンスが上がり、仕事効率アップが期待されます。
空間や暮らし方に合う家具を取り入れて、生活の質を向上させましょう。
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