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睡眠とインテリア[冬の寝室対策]

冬は睡眠の質が低下しがちです。
その原因の1つが就寝時の温度環境といわれています。
インテリアでできる冬の快眠対策についてご紹介します。



・睡眠に最適な室温環境

室内環境がこの中性温域にある時に睡眠は安定して出現するといわれており、特に「28度付近」に睡眠量が最大になるという報告があります。
ただ、この28度というのは、衣服なし・寝具なし の環境下の数値目安です。
実際の生活における、衣服あり・寝具あり・季節あり を考慮した場合の気温目安は「夏:約26度、冬:約16-19度」です。(個人差あり)
冬はエアコンを切って寝る方が多いかもしれませんが、室温が過度に低下してしまう時期はエアコンをつけっぱなしで寝ることもおすすめします。


・冬、冷えやすいお部屋の特徴

外の寒さは主に窓ガラスを伝ってお部屋を冷やします。また、お部屋を暖かくしても窓ガラスから流出しやすくなっています。
最近は断熱ガラスや二重窓などの対策をとられているおうちもありますが、一般的には窓の大きなお部屋、窓がたくさんあるお部屋は冬寒くなりやすい傾向にあります。

・インテリアでできる快眠対策

❶カーテン素材

カーテンの機能は光や目線を遮るだけではありません。素材によっては、「断熱」「遮熱」機能を持つものもあります。寝室、リビングなど過ごす時間が長いお部屋へ機能性カーテンは特におすすめです。



❷カーテン形状

一般的なドレープカーテンは、「ノンプリーツ」「1.5倍ヒダ」「2倍ヒダ」のように、カーテンのヒダの大きさが選べたりオーダーできたりします。
この中では「2倍ヒダ」が一番生地を多く使い、ヒダ(ドレープ)が大きい形状です。ヒダが大きいと、ヒダ部分に空気の層ができ、これがバリアー機能のように働き保温性が高まるのでおすすめです。
ヒダが大きくなる分、カーテン生地を多く使うためお値段は高くなります。


❸カーテンサイズ

窓に対してちょうどのサイズのカーテンよりは、窓より大きめサイズのカーテンを取り付けた方が窓をしっかり覆うことができ冷気の流入、熱の流出を抑えられる傾向になります。
腰窓サイズの窓でも、足元までの長いカーテンを取り付ける方法もおすすめです。



さいごに

今回は窓対策をご紹介しました。
窓の大きなお部屋の方、窓がたくさんあるお部屋の方は、機能面を考慮したカーテンを選ぶことをおすすめします。
少しの工夫だけで睡眠の質が上がり、日中の作業パフォーマンスが上がる可能性があります。




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