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睡眠とインテリア[室温とベッドの配置場所]

睡眠にとって最適な室温があります。
個人差はありますので、目安の数値としてご覧ください。


睡眠に適した環境

良い睡眠をとるために必要な要素の1つが『温度』です。

ヒトが安定的に生存できる温度【中性温域】は
25~31度と考えられています。

室内環境がこの中性温域にある時に睡眠は安定して出現するといわれており、特に「28度付近」に睡眠量が最大になるという報告があります。

ただ、この28度というのは、
衣服なし・寝具なし の環境下の数値目安です。

実際の生活における、衣服あり・寝具あり・季節あり を考慮した場合の気温目安は「夏:約26度、冬:約16-19度」です。

冷暖房設備がないと厳しいですね。

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窓と室温と睡眠

窓ガラスは熱伝導率が高く、窓から外の熱が室内へ伝わります。
室内の温度はほとんどが窓からの影響です。

窓の大きさにもよりますが、
窓付近は、夏熱くなりやすく、冬寒くなりやすいということになります。

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窓付近にベッドや布団をレイアウトしてしまうと、外の気温の影響を就寝中に受けやすくなります。
入眠しにくくなったり、睡眠の質の悪化につながる可能性があるので、
窓付近での就寝はお勧めできません。お部屋の広さや窓の位置にもよりますが、できるだけ窓付近からベッドを離してのレイアウトがおすすめです。



ベッドは窓から距離をとって配置がおすすめ

【避けたいレイアウト】

窓の近くにベッドが配置されているため、外の気温の影響を受けやすく、睡眠の質に影響を及ぼす可能性があります。

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【理想的なレイアウト】

窓から距離をとってベッドを配置しているので、その分、外の気温の影響を受けにくくなります。さらに窓より大きなカーテンを吊るすことで、より気温の影響を受けにくくなります。

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窓付近は寝具の結露にも注意が必要

また、窓ガラスは結露ができやすく、お手入れをしていないとカビが発生してしまう可能性があります。窓ガラス近くにベッドを配置すると寝具へも影響してしまいますので、この点からもできるだけ避けたいです。

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さいごに

良い睡眠を得やすく、清潔に過ごしやすくするためにもベッドをはじめ、インテリアのレイアウトは大切だと考えています。
レイアウトを変えるだけで睡眠の質や生活の質が改善する可能性があります。
特におうち時間が長い方はレイアウトの見直しはおすすめです。









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