大学目線のダイバーシティ。に絶望した話が完結。
戦ってきました。ちょい不完全燃焼やけど。
これの話です。
Part1↓
Part2↓
結果から話すと、企画は通らなかった。
大学側からの最終的な結果も、NGだった。
ほんまに悔しい、だいぶ戦ったんやけど。
なにより今回戦っていちばん意味が分からなかったことは、
聞くたびに断る理由が変わっていったこと。
1回目、「ダイバーシティ(女性の働き方について)というテーマは以前取り上げたのでNG」
2回目、「約10%の少数派のための企画、ほんまに興味ありますか?」
3回目、「LGBTっていうのはセンシティブな内容やし、うちには専門の先生とかがいないし、残念ながら本学が特に力を入れて活動をしているわけでもないし・・・」
・・・っぁくぁ!!!(声にならない怒り)
理由がコロコロ変わるのは相手が明確に断る理由はないけど嫌だな~って、避けている証拠やろ。
フォローのつもりか知らんけどこんな言葉も付け加えられた。
「いま世間的に話題になっていることも知っている。だから、取り上げてもいいけど、残念ながらうちの大学がLGBTに対して何か動いているかといえば今は何もない。近隣の大学はそういうところちゃんとしているし、何もないのはあかんとは思うねんけどね。だから、今やっても大学としてのメリットがない。何もしていない大学やんって思われる。それは少し厳しいねん。」
・・・結局自分のところが世間からどう見られるかってことしか考えていない。結局、学生に当事者がいることが見えていない。学生に寄り添おうとしていない。ましてや、目の前で話している学生が当事者だなんて思ってもいない。もう、反論する元気もなくなってしまった。ここでは一生無理や。
私はもう1年も経たないうちに大学から出ていく。
はじめNGが出たときはこの企画を絶対に通して、未来の学生たちが少しでも過ごしやすいような、LGBT関連に理解があるような雰囲気を作りたかった。私がまだ2回生ぐらいだったら、まだまだ動けたかもしれない、頑張れたかもしれない。
5年後10年後、この大学は当事者たちが過ごしやすい環境になれているだろうか。理解が進んでいるだろうか。
未来の学生さんへ、ほんまにごめん。変えられへんくてごめん。
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