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読書記録📙『Bの戦場④−さいたま新都心ブライダル課の慈愛−』 ゆきた志旗 著📙

Bの戦場シリーズ第4巻の読書感想文です。

あらすじ

子供の頃に憧れた幸せな結婚をする夢を自分がブスだからと諦めた代わりに、誰かの幸せな瞬間を演出したいという信条を持ってウエディングプランナーになった北条香澄。そんな彼女を究極のB専である年下イケメン上司の久世課長から『絶世のブス』と評価されながら日々求婚されるというちょっと斜め上な乙女ゲーム要素ありのお仕事小説です。


1 something BRING UP

今回香澄がプランニングをするカップルは、花嫁が子持ちのシングルマザーだった。仕事の事、子どもの教育、そして再婚に対する親族との距離感に悩む花嫁は、結婚自体をやめると言い出してしまう。披露宴でその場にいる全員が楽しい時を過ごせるようブライダル課総出で考え出したひとつの答えとは…。


2 something BRIDESMAIDS

披露宴を演出するために新郎新婦の友人達によるブライズメイドの打ち合わせに参加する香澄。楽しそうに準備をする友人たちの裏では熾烈な争いが静かに行われていた…。いや〜怖い怖い😅


3 something BURDEN

娘の人生に一度の晴れ舞台に張り切るあまりに娘の意見そっちのけで準備を進めようとする花嫁の両親。当の本人は披露宴自体に乗り気はなく、熱心な両親を冷ややかな目で見ていた。伝統を重んじる両親に対して金銭的な心配をする花嫁。お互いに一歩も引かない両者はついに壮絶な親子喧嘩にまで発展してしまう。親の心子知らず。子の心親知らずなお話しでした。


最後に

ここまできて、久世課長の求婚に嫌気が差しながらも香澄の感情も段々変化してきた印象です。
『ブス』と言われながらも、なんだかんだで求婚されているのは複雑なものですね😅

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