文章だけのやりとり。一言添えることは大切なのでは?

フリーランスとして働きはじめてもうそろそろ2年が経過する。
多くのクライアントと関わってきたが、結局最後まで繋がるクライアントというのは、文字だけのやり取りをしている中でも「安心できる」人だと結論にいたった。

会社で働いているわけではない。毎日顔を見合わせるわけでもない。だからこそ、文字だけのやり取りというのは気を使うし、相手に不快な思いを抱かせないことが大切だと思う。

もしも不備があったとしても、だ。たとえ何か問題が生じたとしても、基本的にどちらかを責めてやり取りをすることはないだろう。社員だとしても。会社でそんなことがあればハラスメント事案である。

フリーランスだって同じで、問題が生じた場合、なにがだめだったのかを端的に説明した後、なにかフォローの言葉を添えることが大切ではないだろうか。それが、クライアントと受注者の信頼関係に繋がるだろう。

こっちは仕事が欲しい。信頼関係が少しでも崩れてしまうのは避けたい。だからこそ言葉に気を使って連絡しているのに、なぜか一定数のクライアントの中には「フォローの言葉なんかいれずに連絡のやり取りをするだけの人」がいる。

委託したのはそっちでは?ならば、せめてフォローする言葉ぐらい添えるべきでは?職場でやり取りするときも、問題があった後輩に対して頭ごなしに叱ることはしないだろう?なぜ「信頼はしているけど、こういう問題があったからこうしてほしい」やら「こういう問題があったので、直してほしい。別に怒ってるわけじゃないよ」などのたった一言の気遣いができないのだろうか。

それだけで、クライアントを信頼できなくなるこちらのことも考えてほしい。

言葉だけでのやり取りは、言葉からしか伝わらない感情で勘違いが生じることだってある。そういうクライアントとは、距離を取った方が良いだろう。

私はもう、そのクライアントとは仕事ができそうにないと、精神を消耗してしまった…。
クライアント側は、少しだけ考えてほしい。この文章で相手は不安に思わないだろうか。たった一言添えるだけで、その不安が消えることもわかってほしい。

一度クライアントにそれをされた場合、なぜ自分はこんなに不安を抱えているのか、不満があるのかきっちりと伝えるのも、フリーランスの大切な仕事だと思う。

お互い、気持ち良く仕事を進めていこう。

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