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子どもを車で送迎する際に、うっかり送り忘れることを防ぐ、簡単かつ有効な方法
たまたまSNSで見かけて、これはいい!と思ったものが二つあったので、日常的に車で小さなお子さんを、保育園や習い事に送迎することがある方へ、情報を共有します。
どちらも、特別な道具もいらず、すぐに実行でき、なおかつ効果があると思われます。
1、自分の荷物を子どもの隣に置く。
…チャイルドシートを使用する年齢のお子さんは、車の後部座席に乗っていることが多いと思います。考え事をしていて、無意識に子どもを送ったつもりで、子どもを後部座席に残し、自分はそのまま車から出てしまう…。そのような事態を防ぐのに、自分の荷物を子どもの隣に置いておく習慣をつければ、荷物を取ろうとしたときに、さすがに子どもが目に入るでしょう。
2、送迎完了時に、送った人がもう一人の親(あるいは誰か協働保育者)に「送迎完了」とライン等で送る約束にしておく。
…送迎した人からの連絡がなければ、報告を受け取る側から「連絡なかったけど送迎終わった?」と送る。このルールを徹底しておけば、送り忘れはかなり防ぐことが可能になります。
「送迎完了」と送る際に、園に向かう子の写真や送った後の座席などの写真を添付する約束にしておけばいいと思いました。とにかく、絶対に送った(うっかり送っただけのつもりにならない)ということが確認できれば良いのです。
当事者意識の共有
この2の方法は特に良いと思いました。
それは、送迎時の送り忘れの事故を防ぐためだけではなく、これは保護者が二人で子どもの居場所の共通認識を持つことができるからです。子の送迎は1回ずつは地味で難しい仕事ではないのですが、継続して何度も何度も行う必要があり、大切な役目です。地味だけど、地味だからこそルーティーン化して、うっかりして、子どもを送っていないのに送ったつもりになってしまうのです。
子どもの居場所を把握しておく責任は、小さいけれど確実に、責任者のリソースを奪います。その負担を親同志でわけあうことは、どちらか一方だけに責任を負わせることを防ぎ、任せていた側も当事者意識を持つことになり、とても良いと思いました。親だけでなく、祖父母など日常的に送迎をしてくれている人がいたら、その人とも同様な約束をすることは、頼んだ側も頼んだ責任を共有でき、頼まれた側の負担も減り、安心感が生まれるでしょう。
「一緒に」の意識が子育てを楽しくする
子どもはかわいい。だけどずっとひとりで見ていると苦しくなる。これはこどもがかけがえのない大切な命を持つからだと思います。大切だからこそ、時にその責任が重くのしかかるのです。だけど、その重さを分け合う人がいたら、分け合う同士は大切なものを一緒に守るかけがえのない仲間・同志になります。
人がうっかりすることは、残念ながらなくならないでしょう。そして、どれだけ規則を作っても、穴を完全に防ぐこともまた難しいと思います。規則をどれだけ作っても、実行する人が忘れたり、いいかげんになることは防ぎようがありません。悲しい事故がなくなるように、できることを実行していきたいものです。
<追記>
とても良いと思ったので、こちらも共有します。
これの良い所もう一個あって、「やったよ」報告する事で自分の仕事が透明化されず、すると自然と出るのが「ありがとう」なので、夫婦間での負担量も見えやすく「ありがとう」の機会が増え、「やったよ」「ありがとう」も習慣化される https://t.co/zH93tPm8kN
— 峰子 (@mineko_my) September 14, 2023
安全面でも情緒面でも〇!…本当にそう思います。
すでに、同じようなことをしている人もいらっしゃると思いますが、していないという方、ぜひやってみてください☺QOL上がりそうです。
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