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子どもかキャリアか。完璧な両立を目指すと中途半端になる?

子どもかキャリアか。
どちらかしか選べないなら、どちらを選ぶか。

私は即答で「子ども」です。そもそも私には語れるキャリアがないので、自分の人生においては、この2択で悩んだことがないのです💦(なんだそれ)

それでも、まつひろさんのこの記事を紹介したくて、今日の記事は書いています。まつひろさんほどのキャリアを持つ方が語ることなので、意味があると感じました。まつひろさんがどちらを選んだかは、こちらの記事をぜひ読んでみてください。

専業なのに完璧を目指さない・目指せなかった私の子育て

さて、それだけでは終わってしまうので、私が思っていることも書いてみます。


…私自身は、まったくもっていい加減?イマイチな親でした💦(ほぼ子育てしかしてないのに!)

家事は適当、子どものスケジュールも忘れる…専業主婦だったのに、全然ちゃんとできなくて、世の中の働くお母さんは、いったいどれだけスーパーウーマンなんだろうといつも思っていました。

でも、いつも子ども周りのことは全力投球してきました。完璧にはできないけど、ここだけは!と自分で決めたことを精一杯やりました。私の主な仕事は、「暇でいる」事でした(…と私は本気で思っていました)。私は全力で「暇」にしていました。「暇」といっても、家の仕事は次から次へとあり、忙しいのですが💦(矛盾)、この場合の「暇」というのは、「対外的に責任のある仕事を請け負わない」という意味です。子どもに何か手が必要になる事態は、いつも突然やってきました。なので、私は、子どもの突発的な用事にできるだけ対応できるように積極的に暇を作っていました。私が暇にしていてすぐに気づいて対処したことで、問題が小さいうちに解決したことがたくさんありました私の仕事は「待機すること」だと思って20年やってきました。

家事がいい加減だった分、子ども周りのボランティア活動などはできる限り参加してきました。子どもの学校や地域のつながりも大事にしてきました。子どもがいなければ出会うことがなかったママ友たち、子どもが成長したのちも仲良くしていて一緒に旅行に行ったりしています(今はコロナで行けませんが)。振り返ってみると、ほとんどの子育て中の悩みは、そこでできた仲間に支えられて、解決しました

働いていないと社会から取り残されるということをよく言いますが、私は子どもと暮らしていたからこそ、社会とのつながりを強く意識するようになりました。子どもの成長に合わせ関わる社会も変わり、常に問題意識を持っていました。

全て子どものおかげなので、子どもに感謝しています。


どんな親でも子どもから見たらたった一人の親

母親は私一人なので、時に責任が重くのしかかりましたが、私は根がいい加減だったので、できないことはできないと開き直り、適当に過ごすうちに、「母である自分というのは、唯一の存在である」という事実によって受けるプレッシャーよりも、得られる肯定感の方に満たされていったのだと思います。自分じゃなきゃいけない、自分の替えがいないという立場は、私のような人間には、「親であること」以外にはありませんでした。こどもからしたら、親が完璧かどうかは関係ないのです。どんな親でもその人しかいないのだから。いい加減な私のことも、子どもは変わらず必要としてくれました。それがわかったら、もう全力でこたえるしかありません!

そういう経験ができたことは、今も自分の支えになっています。


晴れの日も雨の日も一緒に過ごす。誰にもわかってもらえなくても良い関係。

私は特別に優秀な褒められるような親ではありませんでしたが、可能な限り、子どもとの時間を共有しました。良い時も悪い時も一緒に過ごすことが、私には大事なことでした。何も言わなくても、毎日一緒にいることが色々な問題を解決していきました。(…と私は勝手に思っていますが、子どもがどう思っているかの本音はわかりません💦が、そこは私がどうこうできることではないので、ま、いっか!とまた適当に考えています)

一方で、必ずしも長い時間を子どもと過ごすことが親の必須事項だとは思っていません。

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