パラレルキャリアの方法論
複数の仕事を持っているときの、時間管理方法、仕事の選び方、勉強時間の捻出方法などについて書いたものです。
私は現在、メインの仕事である大学図書館司書のほかに、サブの仕事して、読書会のファシリテーター、本の要約ライター、マインドマップのインストラクターをしています。その経験をざっとまとめました。
現在の仕事
メインの仕事
大学図書館司書(週5日)
レファレンス(主な業務)
サブの仕事
読書会ファシリテーター(メインファシリテーター:週2回、サブファシリテーター:週4~5回)
企画
集客(コピー書き)
問い合わせ対応
リマインドメール送付
課題本下読み
スライド作成
ファシリテーション
開催レポート公開
アフターフォローメール送付
Facebook グループ運営
本の要約ライター(月に1本程度)
要約本を読む
要約執筆
マインドマップ・インストラクター(いまはオブザーブに徹しています)
講座設計
会場予約(下見等を含む)
集客(コピー書き)
問い合わせ対応
リマインドメール送付
スライド作成
インストラクション
開催レポート公開
家庭での仕事
料理
掃除
洗濯
買い物
時間管理の方法
セルフマネジメント
起床時間と就寝時間を決める
使える時間を把握する
時間管理は、終わりの時間を決めるのが有効
途中であっても、いったん止める
時間の可視化
手帳を使う
→デジタルか紙かは、使い勝手や目的で決める
→紙ならバーチカルの手帳が使い易い
→Google カレンダーだと共有できる、資料を添付できる、他のGoogleのサービス(Meet や Tasks など)と連携できる、などのメリットがあるタスクの整理と可視化
タスクを可視化すると、やるべきことがわかるため、安心感を持てる
仕事の時間(本業、副業、家事)をまずブロックする
生活の時間(食事など)をブロックする
残りの時間を勉強に充てる
それぞれの仕事の労力と時間の使いかたのポートフォリオを組む
素早く決断する
決断の質は、かけた時間に比例しない
特に、相手のあるときは、24時間以内に返信する(待たせてしまうと、相手が次のアクションを取れなくなってしまうため)
参考
遠藤功監修『サクッとわかるビジネス教養 マネジメント』
マネジメントとは、物事を「いい感じ」にすることだと教えてくれる本
第2章に、セルフマネジメントの基本が書かれている
他の人の協力を得る
時間を捻出するためには、家事負担をしてくれる協力者が必要
協力者がいない場合は、機械化、中食の活用、家事代行の活用などを考える
休日を利用して、カレーやソースなどを作り置きしたり、玉ねぎやセロリを刻んで1回分ごとにジップロックに入れ、冷凍保存しておく
仕事の決め方
小さく始める
ライセンスや場所代の費用がかかる場合には、小さなところから始める
仮説を立て、PDCAを回す
期間を決め、目標値を定める→目標値に達しないようなら、方法を変えるか、諦めて撤退する(3~6ヶ月でまったく変化がないなら、諦めて撤退することを考える)
メインの仕事とサブの仕事の相乗効果を狙う
メイン仕事の延長にある仕事から始める
現在・過去の業務を書き出してみる
メインの仕事の業務に求められるスキルを書き出し、副業としての仕事を選ぶ
→メインのしごと関係はするが、少しずらしたものをサブの仕事として選ぶ
→例1:大学図書館司書・レファレンス担当→インタビュースキル→問いの力→ファシリテーター
→例2:大学図書館司書・ガイダンス担当→講義スキル→インストラクター
→例3:大学図書館司書・Web広報担当→文章作成スキル→ライター
サブの仕事で得たスキル・経験を、メインの仕事でも活かす
なりたいものを設定して逆算する
なりたいものを描く
もし描けないようなら、過去やってきたことで、一番時間を使ったこと、一番力を入れて頑張ったことを、思い出して書き出す
メインの仕事で足りていないスキルを、サブの仕事で得るようにする
勉強の時間を捻出する
業務委託で仕事をすると、仕事のやり方を詳細に教えてくれる人が周りにいないので、自分で勉強してスキルを伸ばし、仕事が得られるようにします。
習慣的にやっていること
本の要約閲覧 と 読書:ほぼ毎日
note執筆(連続投稿)
Weekly Map (一週間の予定を描いたマインドマップ):週1回
スキマ時間を使う
通勤時間を使う(Kindle や スマホ)
昼休み(読書)
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。よろしければサポートいただけますと幸いです。本を買い、noteを書き続け、読書文化の輪を広げるために使います。