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仕込みの大切さ - 赤羽雄二さんご参加読書会 -

10月24日(日)5:30から開催された、赤羽雄二さんもご参加される読書会に、サブファシリテーターとして参加しました。読書会の開催レポートを、メインファシリテータ―を務められたナカモトレイコさんが書いてくださいました

課題本は、赤羽雄二『マッキンゼー式 人を動かす話し方』です。「第3章 「仕切り」 共感で相手を動かす」を読みました。

課題本を読んだ後、著者の赤羽さんとの質疑応答がありました。そのやりとりのなかで気づいたのは、「仕切り」の前段階の「仕込み」で、物事の出来不出来は決まる、ということです。

学生さんたちに講義をしたり、読書会のファシリテートをしたり、私も人前で話すことが多くなりました。そこでやっていて気付くのが、「仕込み」の重要性です。初めて講義やファシリテートをするときは、1時間に対して10時間以上の準備時間を設けます。講義内容の復習と設計、スライドの作成、会場(広さ、机と椅子の配置、備品(特にWiFiとプロジェクターの設定)、自然光の入り方、音など)など、事前に細かくチェックしてシミュレートします。

講義やファシリテートをするのは、ほんのわずかな時間です。おまけに初回のときには緊張しており、思いがけないアクシデントもあったりして、自分の思いどおりに進行できないこともあります。しかし、今回の読書会で再確認できたのは、限られた時間のなかで最高のパフォーマンスを出すには、「仕込み」の段階にどれくらい注力するかにかかっているということでした。やはり、何事も、事前準備は大事です。

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