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【読書メモ】内田和成『仮説思考』3

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内田和成『仮説思考』目次マインドマップ

読書メモ

第1章 まず、仮説ありき

  • 情報は集めるよりも捨てるのが大事

    • ビジネスパーソンが仮説思考を身につけるメリット

      1. 情報洪水に溺れなくなること

      2. 問題解決に役立つこと

      3. 大局観を持って仕事ができること

    • 情報洪水の回避

      • 意思決定をするときは、いますでにある選択肢を狭めてくれる情報だけが役立つ

      • 企業が意思決定をする場合に、無闇に情報を収集するのは、明らかな間違い

      • 迅速な意思決定のためには、いまある選択肢を以下に絞り込むかという視点で情報収取すべき

    • 網羅思考は非効率

      • 網羅思考:考え得るさまざまな局面から調査・分析を行い、その結果をベースに活論を組み立てること

      • 網羅思考は積み上げ型の思考なので、途中で一回間違えた場合には、それをベースにした次のストーリーも間違えることになる

      • 情報をできるだけ集め、数多くの分析を行わなくてはならないため、時間が無駄にかかるという欠点がある

      • 網羅思考とは、すべてを理解しないと前に進めない人たちがとりがちなやり方

      • 解決策につながるいくつかの課題=仮説にフォーカスして、それを検証することにエネルギーを使ったほうが効率的

  • 大きなストーリーが描けるようになる

    • 仮説思考を使えば、手元にあるわずかな情報だけで、最初にストーリーの全体構成をつくることができる

      • ストーリー構成を考える(十分な分析や証拠のない段階で作りあげる)
        →無駄な分析や情報収集の必要がなくなる

      • 重大なことを見逃し、間違ったストーリーをつくってしまうのではないか?
        →証拠集めを始めた段階で、仮説を肯定するような証拠がなかなか集まらない

      • 仮説の間違いに気づいたら、直ちに軌道修正し、あらためて他のストーリーを考える

    • 最初に立てた仮説は身近な人で試してみるとよい

    • 分析が苦手でも仮説が立てられれば、ビジネスの世界では通用する
      →先に仮説を構築して強い問題意識をもち、問題解決に必要な分析を選択して、その情報だけを拾い上げていくことが重要

    • 仮説思考を実践すれば、全体観をもって、迅速かつ効果的に問題決定を図ることができる(情報の洪水に溺れない)

    • 大きなストーリー(幹の話)が描けると、仕事もスムーズに進むことが多い


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