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【読書メモ】山口周『武器になる哲学』26

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読書メモ

第2部 知的戦闘力を最大化する50のキーコンセプト 
第2章 「組織」に関するキーコンセプト

  • 23 権力格差(ヘートル・ホフステード)

    • 組織の意思決定のクオリティを高めるには「意見の表明による摩擦の表出」が必要

    • 上役に向かって反論する際に部下が感じる心理的な抵抗の度合いは、民族間で差があることがわかっている
      →その心理的な抵抗度合いを、ホフステードは数値化し「権力格差指標 = PDI(Power Distance Index)」と定義した
      →権力格差が小さい国では、人々のあいだの不平等は最小限に抑えられる傾向がある
      →権力格差の大きい国では、権力弱者が支配者に依存する傾向が強く、中央集権化が進む

    • 日本は権力格差が高い国
      →このことはどのような影響をおよぼすのか?

      • コンプライアンスに関する問題(権力を持つ人によって道義的に誤った意思決定が行われているとき、声を上げにくい)

      • イノベーションに関する問題(弱い立場にある人は、その声を圧殺されやすい)

    • 消極的傾聴だけでは不十分→自分に反対する意見を探して求める態度が必要

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