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【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』10

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シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』目次マインドマップ

読書メモ

第2章 創造的な脳

  • 大事なのは「好奇心」と「粘り強さ」

    • 創造的な人々に共通する人格特性
      好奇心が強いこと

    • Think Biggerは、好奇心と粘り強ささえあればよい

  • 「ブレインストーミング」は本当にクリエイティブなのか?

    • 実際、ブレインストーミング中に最高のアイデアを思いついたと教えてくれた人は、これまでほんの数人しかいない

    • 個別にアイデアを生み出した参加者は、一般的なグループセッションでアイデア出しをした参加者に比べて、生み出したアイデアの総数がずっと多く、創造的なアイデアの数も2倍になった

    • 集団力学が個人の創造性を大きく妨げることも明らかになっている

    • ブレインストーミングは「箱の中」の思考、Think Biggerは「箱の外」の思考
      ブレインストーミングは狭め、Think Biggerは広げる

感想

人文科学や芸術領域を考えてみると、確かに、複数の作家が作成したものが、一人の作家が作成したものよりも優れるとは、一概に言えないことがわかります。

複数でものを作ると、どうしても、方向性にズレが出てきたり、誰もが満足するようなものにしようとして、かえって凡庸なものが出来上がったりすることが多いと思います。

一人でアイデアを出すときも、複数でアイデアを出すときも、大事なのは、ブレーキをかけないことのように思いました。マインドマップだと、発散のフェーズと収束のフェーズがあり、集団の力学さえ作用しなければ、いいアイデアを出せるツールのようにも思います。

アイデア出しは、実際には一人で行っているのかもしれないけれども、その思考の先には、多くの人がいるように思います。


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