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【読書メモ】山口周『武器になる哲学』49

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読書メモ

第2部 知的戦闘力を最大化する50のキーコンセプト 
第4章 「思考」に関するキーコンセプト

  • 46 ブリコラージュ(クロード・レヴィ=ストロース)

    • 多くのイノベーションは、想定された用途と異なる領域で花開いている(例:蓄音機、飛行機)
      →結果的にイノベーションになった

    • 一方で、用途市場を明確化せずに開発投資を行っても成果がでるとは思えない

    • イノベーションには、上記のようなジレンマがある
      →グレーゾーンの直観が重要になる(何の役に立つのかよくわからないけれど、なんかある気がする)

    • 上記のグレーゾーンの直観は、ブリコラージュに似ている

    • ブリコラージュ(人類学者レヴィ=ストロースが提唱):見つけたときには何の役に立つかわからないが、いつか役に立つかも知れない、と考えて、袋に入れて残しておく。「いつか役に立つかも知れない」という予測能力がコミュニティの存続に重要な影響を与える(南米のマト・グロッソの先住民の習慣)

    • 何の役に立つのかわからないけれど、作ってみたら後で莫大な価値を生み出すことになった、という発明は枚挙に暇がない

      • 集中治療室(アポロ計画がなければ実現できなかった)

    • 世界を変えるようなイノベーションの多くは「何となく、これはすごい気がする」という直観に導かれて実現しているという事実を忘れてはならない

参考


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