【読書メモ】内田和成『仮説思考』7
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第2章 仮説を使う
仕事の全体の構成を見通す②
事例2:高級加工食品カテゴリーの競争戦略
食品メーカーB社は、後発で規模も小さいC社にシェアを奪われつつある。C社に対抗する競争戦略とは?(詳細はp.85)
コスト構造と地域別マーケットシェア、地域別販売価格の三種類の情報がすでにわかっていると仮定
→この3つの情報から、全体的な仮説を立てる次に、その仮説をどういう分析結果で立証していくかを、予め考える
→仮説思考を実践するには、わずかな情報から、全体のストーリーを考えてしまうことが必要(図表2-5 p.88)
→調査分析と検証を行う次に、結論を出す。
一部地域から撤退し、浮いた経営資源を他の地域に回して利益率を上げる(C社と同じになる)
C社が販売を行っていない地域で手を抜き、C社のシェアが高い地域に対して多くの経営資源を投入して、C社が最も儲かっている地域でシェアを拡大する
ストーリーを構造化する:全体のシナリオをつくること
ストーリーを構造化して全体を見通す
それぞれのブロックに適切なグラフや資料を盛り込んでストーリーの詳細をつくり上げていく
足りないピースを想像力で補って、全体のストーリーをつくる
→その足りない部分を補う想像力が、仮説思考力である
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