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【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』05


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内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』目次マインドマップ

読書メモ

イントロダクション 01ケーススタディ 考慮すべき要因を洗い出す

  • 資金繰りは大丈夫か?

    • 資金が続くかどうかは、経営者がいちばん心配する必要がある

    • 黒字か赤字かではなく、キャッシュがあるかで判断する
      →財務諸表から、ある程度、判断できる

    • TDRの場合、1ヶ月~3ヶ月くらいは心配なくて、半年はどうか、というところ

  • 従業員のパフォーマンスを維持できるか?

    • 閉園中は仕事がなくなる

    • 従業員を解雇する

      • もう一度質の高いキャストを集められるか

      • 辞めてもらった人が、もう一度気持ちよく働いてくれるか

    • 競合がどう動くか

      • 必ず考えなければならない

      • 競合を考えるとき、「そもそも競合しているかどうか」も考える必要がある

  • 株主は何を望んでいるか?

    • 株主の期待とは何か?

      • 短期的な利益を期待する株主

      • 長期的な投資をしたい株主

    • バランスを取ることが大切

    • 大震災のような非常時のときに、一時的に赤字を許さない株主は少数派と推測される
      →株主に報いるには、TDRのブランドと顧客ロイヤルティを維持していくことが大切

感想

経営者が真っ先にみなければならないのは、資金繰り(財務)だと思います。資金的な体力がいくらあるかで、採れる作戦がかわってくるからです。ここを軸に考えて、いつ営業再開するかを決めたほうがいいと思いました。

どんな決定をしたとしても、一定数の反対は出ると思います。ではどうするかということですが、(この本には出てきませんが)企業のビジョン、ミッション、バリューが関わってくるのではないでしょうか。

資金繰りといい、ビジョン、ミッション、バリューといい、非常に備えるには、日ごろどれだけ組織づくりをしっかりしておくべきか、が大事なのだと思います。

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