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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』78

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『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』目次マインドマップ

読書メモ

第4章 リサーチのケーススタディ

  • 【企業を調べる①】企業の業績推移を調べる

    • リサーチの実行・アウトプット化

      • 定性的な視点から考える

        • 各変節点付近で何か象徴的な出来事はなかったか?

          • バブル崩壊(1991年・1992年)/失われた20年(1992年-2008年)
            →それにもかかわらず、A食品事業は規模を伸ばしていた

          • サブプライムローン問題(2008年)
            →この企業は国内向けの販売が主であり、影響を受けているのか疑問

        • 有価証券報告書を見ると、ある年から海外売上高が記載されるようになった
          →海外のビジネスを強化しようとしている現れ(売上高が10%未満の場合は記載しなくてもよいのに、5%程度でも記載しているから)

        • グローバルで生き残れる強いビジネスに脱皮したという、経営陣の危機感が現れている

感想

定量的なデータでわかることも多いですが、定性的なデータ(時代背景など)を見ることでわかることも多いようです。

財務諸表を見ると、その企業の経営戦略がある程度予測できると聞いたことがありますが、有価証券報告書を丹念にみても、経営陣の意図が出るものだということがわかりました。

会計でも有価証券報告書でもそうですが、限られた手がかりから真実を突きとめていくのは、推理小説を読むような楽しさがあります。

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