【読書メモ】吉田満梨, 中村龍太 『エフェクチュエーション』08
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読書メモ
第1章 エフェクチュエーションとは何か
2つの見方が可能にする異なるアプローチ
エフェクチュエーションを強調することは、コーゼーションの重要性を否定するものではない
現状に対して適用可能な、2つの異なるアプローチ
コーゼーション:目的に対して最適な手段を考える
食べる人に満足してもらうことを目的とするなら、確実に達成できる
重要な主賓をもてなすための大規模なパーティーに向く
エフェクチュエーション:既にある素材を使って、自分の得意な美味しいものを作ろうとする
食べる人が期待もしなかった種類の美味しい料理が提供される
斬新な創作料理が生み出される
世界に対する合理的な対処の仕方は、コーゼーションに偏っていた
感想
コーゼーションとエフェクチュエーションは全く違うアプローチですが、どちらが優れているか、という話ではなく、状況に合わせて使い分けていくのがよいということがわかりました。
両者の使い分けは、しっかり定まった目的があるかないか、ということになると思います。いまのように不確実性の高い状況下では、手持ちの資源と手段でなんとかする手法のほうが、より適切なのではないかと思います。
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