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【読書メモ】丸山俊一『働く悩みは「経済学」で答えが見つかる』27

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丸山俊一『働く悩みは「経済学」で答えが見つかる』目次マインドマップ

読書メモ

第5章 斎藤幸平先生、やっぱり資本主義じゃダメですか?

  • デジタル時代に「自分をすり減らさない」方法は?

    • デジタル分野にこそ時代のフロンティアがあり、それについていかなければならない、という考え
      →一部の人の人々の金儲けに巻き込まれているのではないか?

    • 強制されるはしんどいが、止められないというのがポイント

      • スマホもSNSもウェアラブルデバイスも、依存をさせるように設計されている
        →対策は、意識的に距離をとることではないか

      • 最新の情報をキャッチアップしていく生き方
        →おもしろさがある一方でしんどさもあるのではないか
        →牧歌的に、最新の情報をキャッチアップしない生き方もよいのではないか

      • 資本主義は物を作り尽くしているのではないか?(←消費のための消費をしていると、確かに感じることはある。物を売るために、わざと不安を煽る側面があるのではないか)
        →イノベーションのスピードは落ちている
        →困難が難しい問題(パンデミックや戦争や気候変動など)に直面しているにも関わらず、新しい製品をつくるために莫大なリソースが使われているのはいいことなのか?
        →大きな問いを前にして、長期的・包括的な視点で考えることが重要ではないか
        歴史や哲学の古典に立ち戻るのがよいのではないか?(←ブローデルが考えたように、長期・中期・短期で考えるとよいか?)
        →思考の土台になって新しいものに惑わされなくなるのと、新たな希少価値となるため

      • 社会全体で、自分の価値を上げなければいけない、などの不安感を煽っている
        →自分自身を消費財や商品として、交換価値を高めていく行為は本当に幸せなのか?、人間にとって重要なのか?、という疑問は常に残る(←市場での価値と市場外での価値で、価値そのものに多様性を持たせることは可能ではないか?)


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