【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』82
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読書メモ
第4章 リサーチのケーススタディ
【企業を調べる②】先進企業の事例を調べる
リサーチの実行・アウトプット化
探索の視野を広げて仮説の幅を広げる
自分にとって目新しく、よく知らない業界や新興企業のことを知る
→自業界では常識化していない新たな発見が得られる
多面的なソースを複合して全体像を掴み、自社への適用可能性を考察する
見つかった事例を並べるだけでは、価値のあるリサーチとはならない
発見した事例について、他のソースを調べたり、関係者に直接聞いたりする
→事例の実情や背景・結果など、より深い事実が見えてくる
→その上で、複合的な情報をもとに、何が特徴なのか、どのような学びが得られるかを考察する
リサーチの総括
事例から得られるメッセージをクリアに表現するために、対比でコントラストをつけることが有効
感想
発見した事例を他のソースで再確認することは大切なことだと思います。多面的に見ることで、見落としの面がなくなるのと、情報の裏をとることもできます。関係者からの情報は一次情報となり、加工されていない情報なので、差別化できる情報となり得ると思います。
リサーチした内容のみならず、対比で考えることは有効です。定量データの分析をするときは、時系列で過去と比べたり、別の集団・要素などを比べるなどして、そのデータから読み取れる意味を見出します。そうであるものとそうでないものを比較することで、初めてデータは意味を持ちます。
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