【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』94
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読書メモ
第5章 "リサーチ脳"を鍛える「抽象化思考」
世の中の新技術をどのように解釈するか
常に知識を更新していく営みが「リサーチ」
蓄音機の例
エジソンは、蓄音機を「人の声を記録する装置」と考えた
ビクターやコロムビアなどが、レコード盤に記録する方式の蓄音機を開発
→音楽をいつでも楽しめる「娯楽のための装置」として販売したところ、商業的に成功したエジソンですら、「声の記録」というバイアスの囚われていた
リサーチとは?
常に前提を批判的に疑い、事実を弛まず解釈し直し"知識"を更新していくこと
感想
前提やバイアスは、前提やバイアスと認識できないところが難しいところです。空気のようなものといってもいいかもしれません。
「前提を批判的に疑い」というのも、簡単そうでなかなかできることではありません。みんな「自分は正しく考え判断している」という感じで、前提を批判的に疑うことは、「自分自身を疑うこと(=自分の否定)」にほかならないと考えてしまうからです。
自分が囚われている思考の枠組みを知るには、外の世界に触れるということがいちばんなのではないでしょうか。自分の常識が、別の世界では非常識だった、ということもよくあることのように思います。
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