見出し画像

【未来のビジネスの価値創造】オンラインモーニング読書会(第288回) 2021年5月23日(日)開催レポート

毎週水曜と日曜の早朝5:30からのオンライン読書会。
288回目の今回は、12名で本を読み対話をしました。

今回の読書会では「未来のビジネスの価値創造」をテーマに、各務亮『すべてのビジネスに、日本らしさを。』の「第1章 ビジネスを進化させる、4つの日本らしさ」を読みました。

課題本の帯にあるように、「機能、品質、値段、安心」といった既存の価値観で選ばれない時代に変化しつつあります。そのような変化の中で、「自分らしさ」「美意識」「感性」「ストーリー」など、これまではあまり目を向けられていなかった価値観に目を向けてことも大切でることに気づきました。

以前のモーニング読書会で、『使える 弁証法―ヘーゲルが分かればIT社会の未来が見える』を課題本とし、「弁証法」の実践的使い方を学びました。そこでのキーワードが「未来進化」「原点回帰」「螺旋的発展」でした。

「日本らしさ」「自分らしさ」(= 自分の原点)を発見するのに「弁証法」という手法も活用できるのではないかと思います。弁証法の回のレポートも併せてお読みいただけますと幸いです。

【次回のモーニング読書会の予定】
・5月26日(水) ゼロ秒思考で思考力を鍛える(A4メモ書き付)(やーこさん)

・5月30日(日) 自分を信じる力(ますみさん)

引き続きどうぞよろしくお願いします。

【参加者の方々の参加目的】

・新しい物事の見方を探究したい
・マイナスと思っているものの新たな一面を見たい
・体験ビジネス、具体的にあっと驚いていただくために、やるべきことを見つけたい
・自分にとっての日本らしさとは何かを考えたい
・ビジネスとは何かを考える
・新しい価値観に気づく
・オンライン読書会を楽しみたい
・「らしさ」を具体的に理解したい
・京都・関西で起こっていることを理解したい
・自分の価値の発見
・「日本らしさ」を速読の仕事につなげる

【気づき・小さな一歩】

・新たな価値を探そうとするのではなく、自分の中にある価値を見出し磨いていく
・深みにはまった時こそ、シンプルに考える。どう感じるかが大事。
・難しいものを簡単にすることを求めている人は誰なのかの視点を持つ。
・作り手としての想い・こだわりを海外から一緒に仕事するメンバーに伝えていきたい
・エルメスが福岡のホテルに職人と工房ごと持ってきてオーダー販売したイベントをみて、コロナ禍でも売上を伸ばしているブランドの持つ底力の凄さがよく分かった
・仕事に対する職人性(なぜそうなっているのか、納得できるまで追求するこだわり)とそれを支える精神性(お客様が求めているものは何か見極めようとする心)を大切にしたい
・京都にゆかりのある者が揃い、内と外からみた京都に気づくことができた
・京都のよさをブログに書いてみる
・古いものは新しいものの刺激を受けてブラッシュアップする
・こう思ってはるに違和感を感じて聞こうとしていなかったが、他の意見を聞いて 落とし込んでみる
・自分の豊かさがあってこそ、価値を創造できる
・自分の得意なもの、好きなものを活かして生活する
・ビジネスは素直さが大事だと思っていたが、美意識やストーリーも大切であることに気づいた。
・ストーリーをお発信する。(Facebookやtwitterなどの、SNSで頑張る)
・ビジネスの価値は「人の役に立つこと」だと思っていたが、視座が広がった。
・使命→世界観であり、戦略→ストーリーである。世界観やストーリーを伝えることで感動してもらえる。
・自分が作りたい世界はどんな世界か?、を『教養としてのお金とアート』を読んで探求する。

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。よろしければサポートいただけますと幸いです。本を買い、noteを書き続け、読書文化の輪を広げるために使います。