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ラグジュアリーとファッション

こんにちは、国武凜(くにたけりん)です!

ピアスブランドLUXER MOON(ルクサームーン)のオーナーをしたり、武田塾布施校で主任講師をしたり、近畿大学生をしたりしておりまーす!

今回は「ラグジュアリーとファッション」というテーマでお話ししていきます、よろしくお願いしまーす!


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ラグジュアリーとファッション

さて本題です。
都会を歩いていると、ユニクロの服を着ている人もいれば、シャネルのTシャツを着ている人もいます。ベンツやBMWが走っている一方で、軽ワゴンがとまっている光景も見られます。全身GUだけどカバンだけルイヴィトンの人もいます。

都会にはラグジュアリーブランドとファッションブランドが混在していますが、これらの違いは何でしょうか。

実は似ているようで、性質や特徴は真反対なのです。これから詳しく触れていきますが、一度読む前にこれらの違いを考えてコメントしていただけると幸いです!

それではいきましょう、まずはファッションから。

ファッションの特徴

ファッションの特徴1つめは
「水平的な差異をうむ」
という点。

ファッションは、どこのコミュニティに属しているのかを示してくれます。例えば流行り物を着ていたら「流行に敏感なコミュニティ」に属することになるし、古着を着ていたら「古着が好きなコミュニティ」に属することになる。全身ユニクロで服に気を遣っていないようなファッションをしていたら「服に興味がないコミュニティ」に属することになります。

そんな感じで、自分はどんな人間なのかをある程度示すのがファッションの役割であり、そういった意味で水平的な差異をうむ役割を担っていると言えます。
服に興味ないコミュニティと、流行に敏感なコミュニティに、どっちが上とか下とか、どっちの方が優れている劣っているとかはないですよね。ただただ「違う」だけで、いわば多様性であり分断であります。これがファッションの特徴1つ目。

さて、ここからがかなり面白いのですが、ファッションは都市化すればするほど人間にとって欠かせないものになってきます。それはなぜか、ファッションの役割2つ目は
「没個性からの脱却と、不自然な都市生活に自然を与える」
です。

都市化によって起こる現象に
・人口集中
・自然の排除
があります。
人口集中によって個性がなくなっていく、没個性に対するアンチテーゼとして「僕はこんな人間だ!」と示すファッション。
自然の排除によって不自然な生活を強いられている都市に住む人間に、季節感や自然を感じさせるファッション。

少数民族にファッションはありません。これは都市化の産物なんです。おもしろくない!?

ラグジュアリーの特徴

さて次はラグジュアリーの特徴なのですが、1つ目は
「垂直的な差異をうむ」
です。

ラグジュアリーブランドが醸し出す異様なオーラ、あれが「あの人はすごい」と他の人に思わせ、また身につけている本人も「俺はすごい」と思える。
こういった感じで、経済的な地位において俺の方がすごい・あの人の方がすごいという垂直的な差異をうむのがラグジュアリーブランドです。

共同体の柱

実はラグジュアリーは、人間が人間として他の動物と一線を画したその時から存在しています。エジプトの「Way of death(死の様式)」とは、いわばお葬式みたいなものなのですが、昔は太陽王やその妻にしか為されない儀式だったため、お葬式そのものがラグジュアリーという側面がありました。また、この時から葬式には今でいうアクセサリーや宝石などがあり、しかもその人がそのとき世界にどれぐらい貢献したかによってアクセサリーや宝石の量が変わっていたのです。これこそ垂直の差異ですよね。

また、貴族制やカースト制度が社会の基盤にあった不平等社会の産物がラグジュアリーなのですが、不平等社会から自由平等化した社会に転換したときも、ラグジュアリーがありました。不平等社会の産物であるラグジュアリーは、実は自由平等社会の生みの親であり、垂直的な差異がなければ共同体は機能しないということが、社会が転換してもラグジュアリーが残っていることからわかります。
ラグジュアリーは、共同体と人間性に根ざしたものだと言えますね。

まとめ

我々霊長類が西洋社会に適応するためにラグジュアリーが必要なのと同時に、都市化社会に適応するためにファッションが必要なのです。

今でも隔絶された自然の中に小さな共同体社会をつくって住んでいる文明では、社会階層としての宝石(ラグジュアリー)はあっても、ファッションはないという点は、めちゃめちゃ面白いですよね。

ということで今日は「ラグジュアリーとファッション」というテーマでお話しさせていただきました、ありがとうございました😊

ご支援ありがとうございます!!これからも皆様をワクワクさせられるような記事を書いていきます!!